一振りの剣

2023年10月15日(日)新城教会牧師 滝元開

エゼキエル書 21章9~11節(第三版)

『人の子よ。預言して言え。主はこう仰せられると言え。剣、一振りの剣が研がれ、みがかれている。虐殺のために研がれ、いなずまのようにそれはみがかれた。われわれはそれを喜ぼうか。わたしの子の杖も、すべての木のように、退けられる。その剣はみがかれて手に握られ、それは、研がれて、みがかれ、殺す者の手に渡される。』

感謝します。今日こうして皆さんとともにたくさんの賛美を持って、主を賛美し、礼拝し、賛美礼拝を主におささげできたことを心から感謝します。
神さまがここまで、コロナの大きな戦いとともに、私たちを導いてくださり、コロナの戦いと重なり、私たちの愛する方々、寛太君や享子さんの病との戦い、さらに朏美衣さんの病の戦いを経て、そして、大きな犠牲と苦しみと涙も伴いましたけど、今こうして新しい第一歩へと主が導いてくださっていると信じて、本当に心から感謝し、主を心からあがめて賛美したいと思います。

もう一度、主に拍手の賛美を、心からお捧げします。

今日のみことばはエゼキエル書二十九章九節から十一節のみことばです。お読みします。

「人の子よ。預言して言え。主はこう仰せられると言え。剣、一振りの剣が研がれ、みがかれている。虐殺のために研がれ、いなずまのようにそれはみがかれた。われわれはそれを喜ぼうか。わたしの子の杖も、すべての木のように、退けられる。その剣はみがかれて手に握られ、それは、研がれて、みがかれ、殺す者の手に渡される。」

今日のメッセージのタイトルは、今も歌いました「一振りの剣」というタイトルを付けさせていただきました。ある意味、とても過激な歌だなぁと、そんな印象を持たれるかと思います。この賛美はZawameki十三のレコーディングを、二千十九年の秋にロサンゼルスでしていた時に、レコーディングに集ってくださったミュージシャンの皆さんにご紹介したのです。この歌詞とみことばを紹介し説明したところ、するとミュージシャンの皆さん「すごいっ!」と、すごく喜んでくださいました。主の戦いの兵士たちが集められ、主の大勇士たちの手によってレコーディングされるんだなぁと思って、すごく感謝したことを忘れることができません。
いつもザワメキの働きのためにお祈りいただいて感謝いたします。さらにお祈りいただきたいのですが、ザワメキの新しいCDのレコーディングが再び実現するようにお祈りください。今まで本当に世界の一流の中のまた一流、伝説と呼ばれるような、世界の音楽の歴史を作り上げてきた皆さんが今も助けてくださっていますけど、本当に心から感謝しています。ぜひお祈りしてください。奇跡のアルバムザワメキ十三というのができましたが、続くザワメキ十四ができるように。新しい曲もコロナの最中にも主が与えてくださったので、ぜひ主がその門を、扉を開いてくださるように、お祈りいただけたらと思いますので、皆さんの祈りの角っこ、いや、真ん中が一番いいですけど、ぜひ覚えて祈っていただければなぁと思います。そのためにも、もう一度この賛美の剣が磨かれて、主のみ手の中で導かれるように祈っていただければと思います。

このエゼキエル書二十一章十六・十七節には、こんなふうに書かれています。

「あなたの顔の向くところ、右に向け、左に向けて切りまくれ。わたしもまた、手を打ち鳴らし、わたしの憤りを静めよう。主であるわたしが語るのだ。」

すごく恐ろしい言葉です。主は本当に大きな憤りを持って、「この憤りを沈められないほどだ!」と、神さまはこの暗闇に対して語ってくださっていると思っています。
この賛美が与えられたのはロサンゼルスで、「風に助けられて」というすごく静かな伝道用のメッセージCDがありますが、あのレコーディングの最中でした。この賛美、誰に降ってきたかと言ったら、私の家内でした。家内は夜中にこのみことばの賛美を受け取って、どうしたかと言ったら、私たちは寝ていましたので、私とまた娘もいて、娘たちも皆寝ていたので、携帯電話を手にしてバスルームに行って、「ひ・と・ふりの♪」と歌っていて、そして与えられたのです。「風に助けられて」というとっても優しい伝道用の、そんな賛美のレコーディングのただ中でも、主は賛美の中にある剣を、もう一度研ぎ澄ませて、「歌え!」「歌うんだ!」ということをおっしゃっておられるなぁと、そんなふうに感じています。

このコロナが明けて、私たちもう一度、主のみ前に、新たな思いを持って心から主を賛美して、一振りの剣をかざして歌っていきたいなぁと思うのです。

つい先日、サンデーミュージックスクールがあり、本当に祝福されました。最初インターネットで申し込みを募ったりして学んできてくださった人たち、何人の申し込みがあったかと言うと、十二人でした。その後「私もする!私もする!」みたいな声をちょこちょこ聞いたので、二十人くらい来たらいいかなぁと思っていたのですが、蓋を開けたらなんと、すごかったですね。八十人来てくださいました。本当に神さまがもう一度剣を磨いて、「これからの時代歌いなさい!」と、おっしゃっておられる。それもクリスチャンだけではなくて、ノンクリスチャンの方も来てくださって、皆さんすごく喜んでくださいました。
その時の短い、本当に短い四十秒ぐらいの映像をiPhoneで撮った映像があるので、少しご覧いただきたいと思います。

はい!こんな映像ですけど、神さまが与えてくださったことを心から感謝します。

その時の写真も少しだけあるのですが、今回、これはエレキの部門です。今までエレキとベースとキーボードとドラムという、四つのパートだったのですが、その他に二つ加わりました。それはパーカッション。滝元治さんが教えてくださって、パーカッション。全く初めて楽器、こういったパーカッションに触れるという方から、そしてウクレレもしました。私の娘がウクレレ、最初有料でしようと言っていたのが、「私は無料でいい。」と、そんなこと言っていたのですが、結局全員無料にして「来てください。」と言ったら、本当にたくさんの方が来てくださいました。
 最初はウクレレも五、六人かなと、私も踏んでいたのですが、二十人の方が来てくださって、老若男女、本当に神さまが与えてくださった時で、心から感謝な時でした。
また今回は新たにスタートするということもあって、滝元堅志君がわざわざ東京から来てくださいました。しかも本当に今忙しいツアーだらけの毎日なのですが、ツアーとツアーの合間の時にわざわざ来てくれて、なんと彼がベースを皆さんの前で演奏し、ベースのクラスで教えてくださり、さらに聖書のみことばを開いてくださいました。
その時、彼が開いてくれたみことばが、詩篇三十三篇三節のみことばでした。

“新しい歌を主に向かって歌え。喜びの叫びとともに、巧みに弦をかき鳴らせ。”

もう一度私たちに向かって主が、「新しい歌を歌いなさい!」と、語っておられるなぁと、そんなふうにすごく感じるとともに、『巧みに弦をかき鳴らせ。』と、主が語っておられると思って、本当にすごく感謝しました。
この新城教会にもう一度、新たな剣を受け取りなさい!と、私たちに語ってくださっていると信じています。
それも今回、あのサンデーミュージックスクールで見たように、本当に老若男女、お年寄りの方から、初めて楽器触るという方から、太鼓叩くという方から、ちっちゃな少年少女たちまで一緒にしてくださったので、またこれからもぜひ、毎月同じような形でしていきますので、ご参加いただいて、「私と関係ない!」ではなくて、本当にやっぱり『巧みに弦をかき鳴らせ。』主のみことばですので、そのみことばを信じて、歌い続けていきたいと思います。

少し話しは戻りますけど、夏にはいろいろなことがありました。久しぶりに中高生のキャンプもすることができて、今回、ミツカンミュージアムというところで、ミツカンのポン酢とか作っているミュージアムに行って、楽しかったです。人数こそ多くなかったですけど、とても祝福の時で、入場料は三百円ぐらいで、すごく安いのですが、すごく楽しくさせていただきました。

それからザワメキも日々守られていることを心から感謝します。ザワメキの配信等で少しお話ししたりしたかと思うのですが、いつもザワメキの東京大会、昨日も多くの兄弟姉妹が行ってくださって、すごく祝福されました。今回の東京大会には本当に思っている以上にたくさんの方が来てくださって、一生懸命、一緒にリバイバルを求めて歌うことができたことを感謝します。
九月のザワメキ東京と続いて、草加の天野先生の教会で奉仕があった時の行く途中の出来事だったのですが、私はその時運転していなくて、後部座席で座っていました。ですからその衝撃の現場を見ていなかったので分からなかったのですが、家内が運転してくれていました。そうしたら、「わっ!」と言って、停まったのです。そして何があったかと言ったら、目の前にあったのが、この光景でした。
 何とハスラーという車が私たちのすぐ前に横転し、大変な状況でした。実は以前にも、ザワメキの東京大会の帰りにも、一度こういうことがありました。その時は夜に行われたザワメキ帰りの夜の高速道路で、私が運転していて、目の前の車が片側の路肩にバーンとぶつかりさらにバーンと反対側の壁にぶつかって、それを二人で救出したということがあったのです。でも今回は昼間、朝だったのです。このような状況だったので、相当大変なことになっているなぁと思って大急ぎで駆け寄っていきました。この写真では後ろの扉が開いていますけど、最初は開いていない状況で、運転手さんに「大丈夫ですか?」と叫びました。幸いなことに、結構、ちょこっとだけ傷で血が出ているぐらいだったので、命に関わる傷を負っていなくてよかったなぁと、すごく思いました。
その後、後ろの扉を開けて、出ていただいて、路肩で横たわっていただきました。その後、かなり時間が経った後だったのですが、警察の方や、道路公団の方、消防車まで来ましたけど、救急車も来てくださって、事故を起こしてしまった方は豊田の男性の方でしたけど、無事に救出することができて、ただただ守りでした。
先ほども少しお話ししましたけど、以前は私と家内と二人で、一生懸命、夜な夜な、頑張って救出作業に当たったのですが、今回は、何台もの車が、さぁーっと車を止めて下しました。家内はすかさず出て何と言ったかと言ったら、もう車はかなり渋滞し始めていたので、「お医者さんか、看護師さん、いらっしゃったら停まってください!」と叫んでいたのです。
でも皆さん通り過ぎていった中で、五台の車が停まってくださって、本当に私たちと一緒に助けてくださいました。一人のおじさんはトラックで来て、「発煙灯あるか?」と言って、それぞれの車から発煙灯を持ってきて、パーっと発煙灯をまず道路にしてくださいました。
そして外国人の、ブラジル人みたいなご夫妻も一生懸命いろいろなことをして、「大丈夫か?」と言って助けてくださいました。もう一人の方はすぐに電話で連絡をしてくださいました。この写真の二人の方々は、家内の向こうにいるお二人もずっといてくださって、いろいろなことをしてくださいました。家内の向こうの女性のまた後ろに一人の男性の方がいらっしゃるのですが、彼は何をしたかと言ったら、ずっとただそこにいてくださったのですが、その存在というのが、「いや、こんなに大きなものか。」と思って、なんかすごく身に染みるというか、心に染みる時でした。
事故を起こしてしまった人が豊田在住の彼が、どのようになっていったのかよくわからないですけど、主がここまで私たちも守ってくださって、その方の命も守られたことを、心から感謝しました。
日常が戻り出入りが多くなってきていますので、ぜひ、皆さんもお気をつけいただいて、また私たちのためにもお祈りに覚えていただけたら感謝です。