大いなる年
2024
主よ。遅れないでください!

今日は聖餐式礼拝です。聖餐式は、すごく重要です。パンとブドウのジュースをいただくだけですが、聖餐式はすごく重要な機会です。

家内が亡くなってからも、毎朝、欠かさず行っていることがあります。朝起きたら、一番に何をするのかと言うと、聖餐式を行うことにしています。聖餐式は、天と地が繋がる場となります。通常、「人類・被造物」と、「聖なる神の世界」は分離しています。しかし繋がる瞬間があります。教会での礼拝は天と繋がる場です。礼拝において俗的世界と、神の国が一つになるのです。その礼拝において、最も重要な要素が聖餐式です。

ヤコブがルズと言う場所で夢を見ました。自分の枕元に天からはしごが伸ばされていて、天使たちが上り下りしている光景でした。これは後に現れる、天上の教会と地上の教会がドッキングする神の国の姿でした。これこそ油注ぎだと言うのです。
油注ぎをどのようにして受け取ることができるのか。「油の注ぎを♪」とよく歌っていますが、上から力が下ってきて、空のガソリンタンクがいっぱいになった!みたいなイメージがあります。あぁ!油がなくなっちゃった!というな感じです。しかし本来、油注ぎとは、天と地が結ばれた状態を指します。
「バイブルプロジェクト」という動画がありますが、油注ぎについて、うまく説明していました。それは天と地が重なる状況だと。天と地を重ねて生きるために必要なのは、聖餐式です。
今から聖餐式を行います。これは天と地が繋がる瞬間です。家で、朝起きたら、聖餐式やってみてください。天と地が繋がります。神のみ心の中を生きることができます。
そして天と地が二度と離れず繋がる瞬間が、主イエスの再臨です。
イエスさまの再臨を目指して、「主よ。遅れないでください!」という叫びが必要です。去年は「主よ。来てください!」と祈りましたが、今年は一歩進んで「主よ。遅れないでください!」と祈りたいです。

コリント人への手紙 第一 十一章二十四〜二十五節、

“感謝をささげて後、それを裂き、こう言われました。「これはあなたがたのための、わたしのからだです。わたしを覚えて、これを行いなさい。」夕食の後、杯をも同じようにして言われました。「この杯は、わたしの血による新しい契約です。これを飲むたびに、わたしを覚えて、これを行いなさい。」ですから、あなたがたは、このパンを食べ、この杯を飲むたびに、主が来られるまで、主の死を告げ知らせるのです。”

「主の死を告げ知らせる」とは、主の死を宣言することです。今からの聖餐式に、天と地が繋がりますように。天の教会が降りてきて、戦う教会に力を与え、一人ひとりに油注ぎが与えられるよう、祈ります。

天の父なる神さま。み名をあがめて、心から感謝をいたします。今日こうして最初の日曜日、礼拝に集うことができて感謝します。今年は暗い幕開けになりましたけれど、私たちに油を注いで、常に天と一つとなって行動できますように。今からのこの聖餐式を祝福してください。
ヤコブが見た夢の通りに、私たちにも行ってください。天上の教会と、地上の教会が一つとなりますように。この教会から多くの先生方、兄弟・姉妹が天に帰っていきました。彼らは勝利の教会に属しています。その教会が、地上に降りてきて、戦う教会を励ましますように。
聖餐式で天に繋がり、二〇二四年を生き抜く力が与えられますように。様々なことが起きていますけれど、私たちに希望を与えてください。イエスさまのみ名によって聖餐を祝福して祈ります。アーメン。

年末に七人の牧師たちが語ったメッセージに、私に与えられたメッセージを加えて、二〇二四年に対する預言的メッセージとしました。

 

二〇二四年預言的メッセージ

“とどまるな、前進せよ”
どんな問題があっても、『わたしを呼べ。そうすれば、わたしは、あなたに答え、あなたの知らない、理解を越えた大いなる事を、あなたに告げよう。(エレミヤ書三十三章三節)』を信じ、祈り、暗闇に対して戦い勝利を得なさい。今年、見たことも聞いたことも思い浮かんだこともない、素晴らしい業が現実に起こります。

しかし、この世があなたがたに対して影響を与えようと迫ってくる時、その影響を許してはなりません。屈してはなりません。聖霊に委ね、心の一新によって変えられる事に心を向けなさい。常に、キリストの似姿に変えられることを目標とし、神の思いで満たされることを求め続けなさい。そうすれば、主の支配にある、本当の喜び、祝福、恵みを見出すでしょう。

二〇二四年は「主の恵みの年」となります。神はみ業を完成させるために時を定めておられます。それは神の知恵によって起こるにふさわしい時であり、これまで起こったことのないことが、新たに起こる時なのです。神の子どもとして主に信頼し、主の恵みの真ん中を歩みなさい。そうすれば、あなたは神の時に、神が用意されている目的の場所へ到達するでしょう。主の恵みは、霊的貧困からの救出、いやし、救い、新しい歩み、解放をもたらします。

あなたがたは、自ら、わたしの道を選び、仕えることを選択したはずです。この世の声ではなく、わたしの声に聞き従い、祈りとともに前進しなさい。

すでにあなたを選び、召し、役割を与えています。ネヘミヤの時、敵の脅かしを受けたからこそ、民が一致団結し、戦いの準備をしながら城壁を築き直し、五十二日間という短期間で完成を見ました。敵の脅かしを感じる時があっても、聖霊により、キリストのからだの中で互いに一つとなり、聖霊の力によって働きを進めなさい。その時、神の国が現われます。

”主がお入用である!”と言われます。わたしは、一人ひとりを必要としています。あなたの行くべきところで、あなたのすべきことをしなさい!それが、わたしの帰る道を備える働きとなります。主のみわざがなされる年であると心から期待し、進み続けなさい。

高く広く深い神の愛に満たされ、さらに主を愛し、隣人を愛しなさい。託された宣言、神のことばをしっかりと受け取り、わたしの遣わす宣教地へと出て行きなさい。その時、主のみ力があらわされ、人々だけでなく、被造物までもの心が主に向けられます。街、国に神の国が現われ、主の壮大な働きがなされます。神の国の到来という壮大な青写真から目を離さないでいなさい。

二〇二四年は「大いなる年」となります。

“あなたを慕い求める人たちがみなあなたにあって楽しみ喜びますように。あなたの救いを愛する人たちが「主は大いなる方」といつも言いますように。私は苦しむ者貧しい者です。主が私を顧みてくださいますように。あなたは私の助け私を救い出す方。わが神よ遅れないでください。”
詩篇四十篇十六〜十七節

主よ。来て下さい!遅れないでください。