大いなる年 2024
主よ。遅れないでください!
主の勇士よ。立ち上がれ!

今日は二月最後の日曜日です。一九九二年二月十三日、激しく聖霊が注がれました。その後すぐに主から教えられたことが、この二つでした。家系を縛っている悪霊からの解放と、地域の霊的力からの解放でした。まさしく主がギデオンに語られたことと同じでした。

何気なく、この教会に歴史上起こったことのように考えますが、聖書の記述に則して起こった事がここからも確認できます。悪霊との契約を破棄する解放の祈りが重要であることを教えられます。続く主のみ心は、ギデオンのように勇士となることです。

日本で家系を縛っているのは仏教です。そして地域を支配しているのは神道です。

今回の霊的戦い専門課程で詳しく語ることにしていますが、二月度の霊的戦い専門課程のテーマは、ロシアの歴史を知り、とりなし祈るというテーマが与えられました。昨日で二年が経過した、ウクライナ・ロシア戦争のことも、歴史を知らなければ理解できません。また、タッカー・カールトンとプーチンとの対話にも言及します。

そして、「日本に据えられた偽りの土台を打ち砕く!」というテーマを扱います。それは「国家神道とキリスト教の関係」です。

日本のキリスト教会の中で、「日本人は、イスラエルから来た民族だ!」みたいなことを言う人たちがいます。なぜなら神道とユダヤ教が似ているからです。神社の構造が幕屋に似ているとか、神輿と契約の箱が似ているなど、共通点があるからです。しかしそれは全くの偽りです。信じないでください。

実は幕末に、倒幕後の新しいイデオロギーと宗教が必要であるということで、本居宣長を祖とする「国学」が発展していました。しかしそれを形にし、明治政府に採択させたのが、「平田篤胤」という人物が作り上げた「国家神道」でした。彼が「これぞ復古神道」と称してまとめ上げたのが、現代の神道です。

しかし彼は、本居宣長の国学を祖とするのではなく、中国のイエズス会の教本を秘密に輸入して、キリスト教を丸コピーし、自書、『本教外編』に組み入れたのです。しかも「未許他見」と附した為に、その内容は後世には不明でした。篤胤の弟子たちも、篤胤の国学は、本居宣長からの復古神道だと信じていました。しかしそれはすべて嘘でした。日本の新しいイデオロギー創出の為に、彼はキリスト教を丸コピーし、神道に置き換えたのです。近年、篤胤の文書閲覧が解禁されて、国家神道はキリスト教の盗作だと、はっきりわかったのです。

そのことに関しても今回取り扱いますので、ぜひご参加下さい。

日本は、偽りに基づく歴史と世界観によって形成されています。「勇士となるために、家族を縛っている悪霊から解放されなさい!地域を、国を支配している諸力から解放されなさい!」と語られています。そうしたら勇士の油が注がれます。ギデオンがこのことを実行した時、何が起こったのでしょうか。

” 主の霊がギデオンをおおったので、彼が角笛を吹き鳴らすと、アビエゼル人が集まって来て、彼に従った。” (士師記六章三十四節)

悪霊から解放された後、主の霊がギデオンをおおったのです。彼は角笛を吹き鳴らしました。これは賛美にも繋がります。今日も賛美で、「ウォー!」と叫びましたが、ギデオンが叫ぶと、アビエゼル人たちが集まって、彼の軍団に加わったのです。さらに、” ギデオンはマナセの全域に使者を遣わしたので、彼らもまた、呼び集められて彼に従った。また彼は、アシェル、ゼブルン、そしてナフタリに使者を遣わし、彼らも上って来て合流した。” (士師記六章三十五節)

と記されています。ミディアン人は、毎年、大軍を率いてイスラエルに侵入していました。どのぐらいの勢力で攻めてきていたのかというと、十二万人以上の兵力でした。現代のヨルダンのほうから攻め込んでいました。ギデオンたちは、ハロデの泉付近で、敵と対峙しました。対する敵は十二万人以上でしたが、ギデオンに従った軍勢は三万人二千人そこそこでした。

しかし神はハロデの泉に集まった三万二千人に対して、恐れる者たちは帰れ!と言って、二万二千人が離脱し、さらにその後のテストで一万人が帰り、最後に残ったのはたったの三百人でした。今でもイスラエルに行きますと、ハロデの泉が残っています。

ギデオンと共に戦う戦士として選ばれたのは、たったの三百人でした。しかし主は、この三百人を使って、十二万以上の大軍を打ち破られたのです。三百人の勇士たちが角笛と共に壺の中に隠しておいた、たいまつの火を「主のため、ギデオンのため!」と言って割り、掲げた時、主は敵を混乱させ、同士討ちさせて、イスラエルに勝利がもたらされたのです。三百人の勇士たちは、敵を最後の最後まで追跡しました。

” それからギデオンは、彼に従う三百人とヨルダン川を渡った。彼らは疲れていたが、追撃を続けた。” (士師記八章四節)

私たちもこのようでありたいですね。今日、一人一人が主の勇士として、ギデオンの三百人の勇士のように立ち上がるなら、世界は変わるはずです。

タッカー・カールソンがアメリカ人に、「一日十分ぐらい祈ってくれ、祈るしかない!」と呼びかけたのは、実にシリアスです。私たちが、主を賛美し、祈り、霊的戦いを行う時、見えない敵は敗走し、世界は変わるはずです。

聖霊が注がれて後三十二年間、戦い続けていますけれど、諦めてはいけないのです。さらに敵を追いかけて、彼らを殲滅するまで戦わなければならないことを教えられました。

今日、主の勇士となれるように、一緒にお祈りしましょう。主の使いが皆さんの目の前に立っています。そして、「力ある勇士よ、主があなたとともにおられる。」と語っていると信じます。

今から私がお祈りしますので、私の後について祈って下さい。それは家族と地域・国を縛っている敵の力から解放される祈りと、悪しき契約が解かれるように祈ります。そして聖霊が来てくださるようにお祈りします。ではよろしくお願いします。

父なる神さま、今私は、主の勇士であることを宣言します。私は勇士として、ギデオンのように立ち上がります。

私を終わりの時代の勇士として使ってください。その前に、私の家族を縛っている悪魔の力を打ち破ります。死の契約を完全に断ち切り、破棄します。街を支配し、国を支配している敵との契約も断ち切ります。今私は自由です!悪いものは私に触れることはできません。聖霊さま、来てください。来てください。ギデオンのように、聖霊によって満たされ戦うことができますように。天の軍勢が一緒に戦いますように。この祈りは真実な祈りであると宣言し、み名によって祈ります。アーメン。

では私が最後に祈らせていただきます。

天の父なる神さま、感謝をいたします。今日ここに勇士たちがいます。新城教会、三百人ぐらいの方々がネットと会堂で礼拝をささげておられます。まさしく三百人の勇士です。心から感謝します。今まで戦うことができ感謝します。しかし、さらに戦うことを主が願っておられます。もう一度、私たちは主の前に出て、家族を牛耳っている悪魔の力に立ち向かい、その契約を完全になきものとします。

また街を支配する悪霊に立ち向かい、束縛を完全に打ち砕きます。国を偽りで縛っている、暗闇の力も打ち砕きます。

今日私たちは、自由になって主を求めます。聖霊さま、来てください。聖霊さま、来てください。聖霊さま、来てください!私たちを満たして、祈りの勇士としてください。賛美の勇士としてください。

今日ここにおられるお一人一人、ネットで礼拝に出ておられるお一人一人、主の勇士であると宣言します!強い天の軍勢が配備につきますように。終わりの時代、少数であっても勝利できることを信じ宣言します。

心から感謝して、すべての栄光をお返しして、尊いイエスさまのみ名によって祈ります。アーメン!

隣の方に、「あなたは主の勇士です!」と、力強く宣言してください。