大いなる年 2024
主よ。遅れないでください!
主の勇士よ。立ち上がれ!

「私はこれについてよく知っている!」という人、どのぐらいおられますか。おられますね!でも少ないです。これ世界でのトップニュースでした。でも、日本ではほとんど強調されていないです。今月の霊的戦い専門課程では、このテーマを扱います。

そこでの対談を聞くと、プーチンのイメージが変わります。プーチンは悪いやつだと、日本人は考えていますが、そのイメージが変わります。どんな会話がなされたのか、今日の午後からダイジェストで、少しやろうか、やめようか、みたいなところですが、今からも少し紹介します。

” カールソン:我々と交流してくださって感謝いたします。あなたの健康について様々な噂があります。”

“プーチン:私もあなたと交流することができて嬉しいです。あなたを通してアメリカ人に我々の考えを伝えたいです。私は体調がいいです。私の年齢を考えると、体調は絶好調です。ただ、歳月は人を待たないことも感じています。”

” カールソン:あなたは癌にかかったという報道がありました。”

“プーチン:私は保証します。その噂はフェイクです。もし私が癌にかかり、しかも癌を克服したら、私は世界にその朗報と、私の成功した経験と治療法をシェアします。”

プーチンは癌で死にそうだと言われていましたけれど、どうもそうではないみたいです。本人が元気に答えているわけですから。カールソンはなかなか鋭いことを聞いています。

” カールソン:誰がアメリカを動かしていると思いますか?”と聞いています。「それはバイデンでしょう」と答えるかと思ったら、プーチンはこう答えました。

” プーチン:それは常にアメリカを動かしてきた勢力です。あなたたちは大統領を変えることができますが、権力を真に掌握する人たちを変えることはできません。私たちは彼らと付き合わないといけないのです。バイデンはその権力構造の見せかけに過ぎません。”

「陰でアメリカを操っている奴らがいる」と、話しているわけです。

” カールソン:あなたの意味は、あなたのライバルはジョーバイデンではなく、彼の裏にいる人でしょうか?”

” プーチン:その通りです。バイデンは何が発生したのかさえ知らないかもしれません。彼はロシアへの制裁のレベルさえも理解できていないかもしれません。誰がこれらの政策をまとめたのでしょうか?それらが彼らの敵です。”

どうも世界には、後ろで操っている存在がいるようです。プーチンがはっきりと、「敵はアメリカではない」と語っています。また、「バイデンではない」と語っています。また、こんなことも話しています。

” カールソン:ある世論調査によると、あなたはバイデンよりもっと人気があるそうです。あなたはこれをどう考えますか?”

“プーチン:真剣に考えるべきであるかは知らないですが、ロシアの理念が認められたのでしょう。我々は、伝統的価値観を信じており、婚姻は男性と女性の間のことであり、男は男です。女は女です。”

LGBTQの運動も、隠れた存在が持ち出したことだと語っています。彼はよく分かっているのではないでしょうか。

インタビューは二時間にも及びました。彼は結構まともなこと語っている!とびっくりします。でもどうでしょうか。西側の報道では、こういうことはあまり報道されないです。

タッカー・カールソンという人物、世界中のいろいろな情報を集め、深く研究しながら、「今、人類が直面している敵は本物ではない。真の敵は他にいるのではないか・・ 」と気づいたみたいです。彼が真のキリスト者かどうかはわかりません。聖公会という、カトリックか、プロテスタントかわからない教会の信者だと言われるのですが、彼がクリスチャンだからというよりも、世界中の情報を集約して、真の敵について気づいて、「真剣に考えなくてはいけないのでは?」と語っています。

彼が去年の四月にある所で講演をしました。そこで、こんなことを語っています。

” 国家の基盤が崩壊している今、アメリカ人の希望を天に求めるべきです。たぶん、私たちは皆、一日十分くらい、このことについて祈りを捧げるべきでしょう。その祈りとは、現実を受け入れること、悪意ある勢力を打ち負かすために戦う勇気を求める。相手は左翼だ!極左だ!じゃないんだ。明確に邪悪なんだ。だとしたら、もう、まずは祈りによって霊的なパワーをいただくしかない。”

” その悪意ある勢力、それを打ち負かすためのパワーをもらう。勇気を求める。その上で正直な人々が冷静に恥ずかしがらずに本当のことを言う時、彼らは力を持つようになる。同時に、彼らを黙らせようとしてきた嘘つきたちは萎縮する。彼らは弱くなる。これが宇宙の法則だ。”

” 私たちは保守の政策を主張し、彼らはリベラルの政策を言う。しかし、私たちが今、見ているのは、そういうことではない。私たちが今、見ているのは、最善の結果を得るための議論ではない。彼らは議論など望んでいない。今までの保守・リベラルの考え方では、例えば、トランスジェンダー運動を評価することをもはや出来ない。それはもう政策ではないからだ。それは政治的な議論ではもはや無い。政治とは無関係。私が言いたいのは、貴方が今、見ているのは、政治運動ではない。悪なのです。トランスジェンダー。もう、ここで行われているのは邪悪である。”

世界の背後で操っている連中がいる。そしてその根源は邪悪、すなわち「悪魔・悪霊ども」だと語っています。世界のアンカーマンである人物が、真の敵に気づいたわけです。彼は熱心なクリスチャンではないけれど、世界中のニュースや、様々な事象を総合的に判断して、現在起こっている事柄は、政治的なことではない、イデオロギーではない、背後に悪の勢力が関わっている!見えない敵がいる!と気づかされて、戦う方法は、祈りしかない!と語っているわけです。

アメリカ人に対しては、一日、十分ぐらいこのことについて祈りを捧げるべきだと勧めています。それしかありません!とはっきり語っています。皆さんは、この意見をどう捉えますか。私たちがいつも語っていることですから、別段、珍しいことではありません。今世界で様々なことが起こっているけれど、これらは政治的なことではない、右翼だ左翼という問題ではなくて、人類を滅ぼそうとしている敵が存在するのです。この現実を、私たちがどのぐらいリアルに捉えるのか?にかかっているのです。

敵は、目に見えない勢力、「悪魔と悪霊ども」です。様々な事件の背後に、そのような勢力が関わっています。イエスさまは悪魔について、「偽りの父だ!」とはっきりと語っています。「世はくまなく悪しき者のもとに置かれている。」とヨハネは語りました。このことを真に理解して、祈りを持って戦う必要があるのです。

特に若い人たち、これからはどんどん大変な世界になります。すでに言論は統制され、なかなか本音が言えない世界になりました。現代社会では、何か言えばハラスメントだ!みたいに言われます。なかなか意見が言いづらくなってきています。しかしそれは人権とかの問題ではないのです。目に見えない世界の敵が、うまく使っているだけです。

昭和の時代にはあまり使われなかった用語が、現代では中心になっていると言われます。一発で形勢を逆転させる、最も強力なワードを知っていますか?それが「傷つけられた、傷ついた。」という言葉です。どんなことがあっても、最後に「傷ついた!」と言うと、一発で不利な形勢を逆転し、加害者は被害者へと転換できるというのです。

昭和の時代には、あまり使われなかったと言うのです。当時はお互いに傷つけ合う言葉を多用するのが普通でしたから。しかし平成ぐらいになってから、この言葉が徐々に多用されるようになって、今ではちょっと何かあると、「傷ついた。」と言うわけです。

クリスチャンは「傷ついた」という言葉はあまり使わない方がいいです。人生では、いくらでも問題はありますから。それを乗り越えていかなければいけないわけです。

最近は少しのことで、パワハラだ、モラハラだ、セクハラだ、と、厳しい時代になりました。先日もテレビでセクハラとはどういう定義かについて、建設業界の人たちを集めての勉強会がニュースとなっていました。私も建設業界にいましたけれど、研修会が終わって、参加者が何と話していたのかというと、「今日、話を聞いたら、うちの事務所での会話は全てセクハラでした。」と言っていました。

例えばこれはどうでしょうか。よくLINE などで、「了解です。了解しました。」と出しますよね。一日に何回、送信するのか分からないくらい多用される用語です。先週こんなニュースがありました。「了解です」「了解です。」皆さんは、どちらを使っていますか?「。」を付けますか?付けませんか?「丸を付けます派と、付けない派」と分かれるかも知れません。しかし「。」を付けると、「まるハラ」になるらしいのです。丸を付けただけで、「傷ついた。圧力をかけられた。」と感じるらしいのです。私に言わせれば、マルでも点でも、何だっていいと思います。このような雰囲気を作り背後で操る、言論統制を計っている勢力があるのです。それは人ではないです。悪魔・悪霊どもです。このような社会風潮に左右されてはいけないのです。誰かからのLINE に、丸が付いていても、点でも、それでいいではないですか。「傷ついた」なんて言わないようにして下さい。背後に、敵の勢力が関わっていることを、よく理解して下さい。

住みにくい世の中になってしまいました。世界は萎縮して、弱くなっています。LINE で一言送るのにも、迷う時代になってしまいました。

しかしこのように弱くなった時にこそ、ギデオンのように変えられて、主の勇士となるのです。ギデオンは勇士となりましたが、勇士とされる前に、条件がありました。

” その夜、主はギデオンに言われた。「あなたの父の若い雄牛で、七歳の第二の雄牛を取り、あなたの父が持っているバアルの祭壇を壊し、そのそばにあるアシェラ像を切り倒せ。あなたの神、主のために、その砦の頂に石を積んで祭壇を築け。あの第二の雄牛を取り、切り倒したアシェラ像の木で全焼のささげ物を献げよ。」” (士師記六章二十五~二十六節)

ギデオンの父、ヨアシュは、他民族に攻め込まれる原因となっていた、神が最も嫌われるバアルを自らも拝んでいました。ゆえに神はギデオンに、父の持っているバアルの祭壇を壊せ!と命令されたのです。

また、バアルの横には、アシェラという木製の女神が祀られていました。それも切り倒して、アシェラ像の木で、神への全焼のささげ物を献げよ!と命じられたのです。それが勇士となるための条件でした。

これはどういう意味なのか。神はまず、ミディアン人を背後で突き動かしている、バアルと呼ばれる悪しき力に勝利する、霊的戦いを命じられたのです。ギデオンの家がバアル神の支配下ならば、どうして実際の戦いに勝利出来るのでしょうか。

” そこで、ギデオンは自分のしもべの中から十人を引き連れて、主が言われたとおりに行った。しかし、彼は父の家の者や、町の人々を恐れたので、昼間はそれをせず、夜に行った。” (士師記六章二十七節)

お帰りになったら、士師記六章・七章、その前後を読んでいただきたいと思います。
しかしギデオンは、神から、バアルの祭壇を壊し、アシェラ像を切り倒せ!と命じられた時、恐れました。誰を、何を、ギデオンは恐れたのかと言うと、「彼は父の家の者や、町の人々を恐れた」と記されています。ここから何が言えるのでしょうか。ギデオンの父親を始
め、家族・親族全体がバアル礼拝に縛られていたことを意味します。

また、町の人々に対しても怖がっています。これはバアルはもとより、アシェラは町全体を守る女神として祀られていたからです。当時、アシュラという女神は神々の中の神とされていました。その背後に町を支配している悪霊が存在していたわけです。

ギデオンの時代は、イエスさまの十字架の勝利が確立していなかった旧約時代でした。旧約時代、霊的戦いに勝つためには、偶像を全て破壊する事が求められました。新約時代に生きる私たちに、何をここから教えているかと言ったら、まずは家系を支配する悪霊との契約を断ち切り自由になれ!という意味になります。そしてもう一つ、地域を縛っている悪霊からの解放も必要である事を教えています。