“私には神(光)が見えない。五十年間、私は虚しい暗闇を生きてきた。虚しい。孤独だ。”
“私は神の存在を確信できなかった。私の信仰はどこへ消えたのか?心の奥底には何もなく、虚しさと闇しか見えない。この得体の知れない痛みがどれだけ辛いか…。神が存在しないのなら、魂の存在はありえない。魂が真実でないとすれば、イエス、あなたも真実ではない。”
彼女が五十年間、懸命に苦しんでいる人たちの為に働いた結論として語っている言葉です。この言葉を語った後、テレサがどう変化したのかは分かりません。しかし正直な告白です。あれほど懸命に人々に仕えても、手紙を書いた時点では、彼女は自分自身の救いを手に入れる事は出来ていなかったのです。彼女の考えは、サドカイ派とほぼ同じです。彼女はイエスをメシアとは認めず、マリアを自分の救い主としていたからです。「神は存在しない」「魂も存在しない」、「イエスも真実ではない」と言い切っています。悲しいことです。
イエスさまを救い主、キリストとして認めたら、決してこんな結末にはなりません。
私たちもやがて、金持ちやラザロと同じように、地上から出る日が来ます。人生にはいつか、終着地が訪れます。あなたの終着地はどこでしょうか。
以前、皆さんにお見せした、海外のテレビコマーシャルですが、もう一度お見せします。見ながらちょっと、考えてください。人生は空飛ぶ飛行のようです。あなたは今どのへんを飛行中ですか。
ゲームのコマーシャルらしいですが、この動画では墓で人生が終わっています。しかし現実は、決して墓で終わりではないのです。
最後に、このみことばを皆さんで読んでみたいと思います。最初の部分を「彼」ではなくて、「私」に変えて読んでみましょう。ヨハネの福音書十四章六節、
『イエスは”私”に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません。』
はい、そのとおりです。他に道はありません。
最後にご一緒にお祈りの時間を持って、私のメッセージに代えさせていただきます。イエスさまを自分の救い主として受け入れる祈りです。その時、救いが訪れます。では、私の後についてお祈りをよろしくお願いします。
父なる神さま、私はイエスさまを通して、あなたの元に行きます。私はイエスさまを救い主として信じ、受け入れます。私の心に来てください。永遠のいのちをお与えください。イエスさまの名前でお祈りします。アーメン。
では私がお祈りさせていただきます。
父なる神さま、み名をあがめて心から感謝します。今日私たちはあなたが道であることを学びました。ここにおられるお一人お一人、インターネットで礼拝に出ておられるお一人お一人に、永遠のいのちを与えて下さい。人生がいつまで続くのか分かりませんが、イエスさまと共に歩ませてください。
また、この真理の道を多くの人に伝えることができるよう、力をお与え下さい。心から感謝して、尊いイエスさまのみ名によって祈りをおささげいたします。アーメン。
救い主イエスさまに力強い拍手をおささげしましょう。