2022年夏号

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ザ・メッセージ

 私は教会の牧師家庭の三男として生まれ、いつも聖書からの話しを聞き、どんな事でも神さまに祈りなさいと教えられて育ちました。ですから何の疑いもなく、困った事、心配な事など、何でもイエスさまに祈る日々を過ごしてきました。
 祈りを応えてくださる神さまにはいつも感謝していますが、中でもビックリした祈りの応えを一つご紹介しましょう。
 私は結婚して、とある集合住宅に住んでいました。そこは部屋数も多く、周囲の環境も良く、お隣り近所もとても良い方で快適に生活していました。でも一つ不満に思うことがありました。家の中に湿気が溜まりやすいのです。
 梅雨時など湿度が高くなると、エアコンをかけ続けても窓ガラスに結露が起こったり、カーテンが「カビ」だらけになったり、洗面所のタオルにも「カビ」が出るほどでした。さらには、子ども用の寝具を新調して押し入れにしまっていましたが、いざ使おうと取り出して見ると「カビ」だらけでした。見ると、押し入れの壁も水滴だらけでした。押し入れ用の除湿剤を入れても、何日も経たないうち、すぐ一杯になってしまうのです。これには困り果て、引っ越しを考えましたが、蓄えもなく無理だと諦めていました。しかし聖書には『あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら、何でもあなたがたのほしいものを求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえられます。』と書いてありますので、ある日、イエス・キリストに祈ってみました。「イエスさま、我が家は湿気問題で困っています。引っ越ししたいです。でも全くお金がないため絶対無理ですが、私たちに日当たりの良い、新築の家を与えて下さい。そのためにまず土地を下さい。家には大きいリビングと、私たち夫婦の寝室と、子ども部屋は二つ、そして、お客さんを泊める事ができる部屋が欲しいです。イエスさまのお名前によってお祈りします。アーメン。」と夢のような祈りをしました。

 翌日、東京在住の義父から電話がありました。「自分の将来を考えて、新城市に良い宅地があったら不動産として持っていたいので、探してくれないか?」とのことでした。続けて義父は「お前たちに家を建ててやりたい」と言うのです。私は本当にビックリしました。それまで、こんな話が出たことは全くなかったのに、祈った次の日にそのような話が飛び出してきたのです。土地を探し始めると、三方が道で囲まれていて、一日中太陽が当たる、とても良い土地がありました。トントン拍子に話が進み、その土地を取得し、妄想しながら祈った部屋数が備わった家が建てあがりました。貯蓄もない私たちでしたが、祈った次の日から話しが進んで現実になった事に感動し、神さまに感謝いたしました。

『神にはえこひいきなどはないからです。』『…何でもあなたがたのほしいものを求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえられます。』と聖書にあります。私たちの神は分け隔て、えこひいきはありません。あなたも無理だと思っても、イエス・キリストに声を上げて祈ってみましょう。

「イエスさま。私の問題を解決してください。イエスさまが神であることを信じ、宣言して祈ります。アーメン!」


体験

  私は、69歳で仕事を辞めた折に、クリスチャンの友人から誘われて、時々、教会の日曜礼拝に参加させていただくようになりました。子どものころにミッション系の保育園に通っていて、讃美歌を歌ったり、お祈りしたりしたことがあって、キリスト教との接点がありましたので、教会に行くことに抵抗はありませんでしたが、ただ、おしゃべりできたりすることが楽しみで、自分がクリスチャンになるとは思っていませんでした。
 しかし、そのころの私は、長年の母の介護に追われた生活が終わり、心にぽっかりと穴が開いていました。加えて交通事故に遭ってしまい、怪我は大したことはなかったのですが、心が不安でいっぱいになり、病院にかかって薬を飲まずにはいられなくなってしまいました。
 そんな時に、友人が新城教会の礼拝に誘ってくれて、連れて行っていただくようになりました。私の住んでいる町では、月に一度、新城教会から牧師先生が来られて家庭集会が開かれていまして、ここにも参加させていただくようになりました。そして、不安な心をそのまま神さまに明け渡し、牧師先生や女性の伝道師の先生に一緒にお祈りしていただきました。それで、私も心を決めて、自分から「洗礼を受けたいです」とお伝えしました。すると、不思議なことにその日から不安が引いていき、ひどい時は体が震えるほど何かに怯えるようであった心に平安が訪れたのでした。それで、この思いが変わることがないようにと、急ぐようにお願いして、二週間後に洗礼を受け、クリスチャンとしての歩みを始めることができました。今から7年前のことです。

 クリスチャンとなってから、神さまは私の人生に少しずつ良い変化をもたらしてくださいました。「隣人をあなた自身のように愛しなさい」と聖書に書かれているように、人間関係の中で受けた心の傷も、私自身がへりくだって人を受け入れて、人の側に立って接することを心掛けることで、それまで険悪だった人との関係が徐々に和んでいくことを体験でき、心の中の重荷が
軽くなっていることを実感しています。

 イエスさまと出会って、私の人生は素晴らしいものとなりましたので、私は友人たちにも自分が教会に行って体験したことをお話しています。

 今思うと、あの時の不安な思いも、神さまの元に近づくための道案内で、辛かった経験も今は益となっています。足が悪いので毎週行くことは出来ませんが、教会に行ける日と、月に一回私の街で開かれる家庭集会を楽しみにしています。


Sunset Aloha


しおんちゃん

 

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