「新しい未来を切り開くために」

また同時に私たちは、私たち一人一人は、十字架の贖いを受けて、神の国の民、王とされて、また祭司とされていますので、サタンから攻撃対象になっているわけですから、私たちがこの回復と再建を受け取っていく、この季節を迎えていく中にあって、私たち一人ひとり、互いに祈りあっていく。天の法廷で必要な言葉を互いに宣言して勝利を頂いていく必要があるのではないかということを覚えさせられます。

最近エステル記から多くのことを学んでおりますけども、あのユダの撲滅計画というのがなぜ阻止されたかというと、その撲滅計画が全て破棄されて無効になったということではなかったですよね。モルデカイが王様から指輪を頂いて、そしてその指輪は印鑑なんですね。その印を新しい法令に記して、このユダの民を撲滅する民族に対抗できる、対抗措置の法令が発布されたんですよね。王の名前によって、王の権威のある印鑑によって印が押されて、この法令が発布されました。宣言されました。
そしてモルデカイはその後に王服を着せられますけども、その王の権威によって、その法令が出されたわけです。この宣言が出されたゆえに、ユダの民、すべての人々が救われて、また大逆転・大勝利が起こり、新しい未来が切り開かれていきました。私たちが王として、祭司として宣言していく、そのことはとても重要なことであります。
そしてその宣言は、このエステル記においては、早馬によってペルシャ中に配られ、宣言がなされました。早馬ですから、もう本当にすごい早く走れる馬だったでしょうけども、私たちがこの地において天において宣言していく時に、もうこの全宇宙にまで宣言が速やかに広がって、そして大逆転・大勝利のみわざが現されていく、そのようなことを神さまから語られて、本当に期待で私自身、満たされております。

この神殿再建がストップしていた中にあって、神さまは様々な、いろいろな預言者を通して、励ましのことばを与えてくださったとお話ししましたけども、一つ、神殿再建がストップした中にあって、ゼカリヤを通して神さまが励ましたことばがありますので、ご紹介したいと思います。ゼカリヤ書八章九節をお読みします。

『万軍の主はこう仰せられる。「勇気を出せ。あなたがたは、万軍の主の家である神殿を建てるための礎が据えられた日以来、預言者たちの口から、これらのことばを日ごろ聞いているではないか。』

「勇気を出せ。」このメッセージを準備している中にあって、神さまがこのみことばを語ってくださったような気がしました。「勇気を出せ。」この新城教会七十年の歩みの中で、先生方・兄弟姉妹がたくさんの神さまのことばを預かってきました。受け取ってきました。またこの場所で語られてきました。その神さまのことばに私たちは信頼して、受け取って、そしてこの回復と再建の働きを進めるようにと、「勇気を出しなさい。」と励ましてくださっているような、そんな思いが与えられました。
そしてこの「勇気を出せ」という言葉ですが、一つの英語の訳で、「Let your hands be strong.」とあります。原語のヘブル語でもこの英訳の意味合いがありますが、日本語として訳すならば、「あなたの手を強くさせよ。」そんなふうに訳せるかと思います。「強くさせよ。」ということですから、強くしてくださる方がおられるわけですね。それは誰かと言うと、私たちの主ですね。神さまご自身がこの回復と再建の働きを私たちに委ね、そして「勇気を出せ。」と、「わたしが力を与えるから、この主の働きを進めてくれないか。」そんなふうに語ってくださっているような思いになりました。

最後にまとめてきたいと思いますけども、私たちが主から預かったみことばの前に、心からへりくだり、みことばに従い、信頼して生きる時に、みことばにある神さまの力が解き放たれて、神さまの奇蹟のわざがあざやかに現され、神さまご自身によって新しい未来が切り開かれていくということをナアマン将軍の癒しから受け取ってきました。そしてさらに私たちはどんなに弱い小さな存在だと思っても、重要でない存在だと思っても、あの若い娘の力強い信仰告白の宣言が、主の奇蹟のみわざの突破口となったように、私たちがどのように小さい者、重要でない者だと思ったとしても、私たちは十字架の贖いによって、今主の権威のもとに、王として祭司として、この地上に、また天において福音を、勝利を宣言していくことができる者とされ、私たちの宣言が主の奇蹟のみわざの突破口となるのです。また天の法廷においても必要な言葉を私たちは語り宣言する。それも主の圧倒的な弁護のもと、主の約束された勝利の中、私たちは戦うことができるとみことばを受け取ってきました。
新しい主の年が始まりました。七十年が満ちる年です。将来と希望が私たちに与えられて、そして大逆転・大勝利、そしてまた回復と再建のわざが主によってこれから現されていきます。私たちがすべきことは、みことばに生き、この勝利を、福音を、宣言し戦い続けることです。その時に主によって必ず新しい未来が切り開かれていくということを、今日信じていきたいと願わされております。

最後に、「宣言しましょう」ということを語らせていただいてきましたので、何か宣言できればいいなぁということを思っていたのですが、たくさんのみことばの約束がありますし、皆さん一人ひとりに神さまから語られて預けられたことばはたくさんあると思うので、なかなか宣言のことばを選ぶことは難しいなと思っていたんですけども、このメッセージを準備するにあたっても、神さまのみ前に出て、神さまのみことばを受け取りたいと思い、先週、県民の森へ祈りに行きました。
神さま、素晴らしいですね。神さまのことばを備えてくださっていました。何か地面に書かれてありました。それは「完全大勝利・大どんでん返し」と書かれてありました。誰が書いたか、神の指が書いたか分かりませんが、この完全大勝利・大どんでん返しを宣言していきたいと思います。
そして少し加えて、この七十年の満ちた年、そして将来と希望を受け取ります!と、皆さんと心から地において、天にいて、宣言していきたいと思います、この宣言によって新しい未来が切り開かれていくと信じて宣言しましょう。では一緒に宣言したいと思います。
ちょっとバラバラになってしまうといけないで、私が「七十年は満ちた!」と言ったら、皆さんも「七十年は満ちた!」と言ってください。後に続いて言ってください。インターネットで見ておられる方も、その場で一緒に宣言しましょう。新しい未来が切り開かれていくことを信じましょう。いいですかね。じゃあ行きますよ。

七十年は満ちた!将来と希望を受け取ります!完全大勝利!大どんでん返し!アーメン!

信じます。神さまご自身が必ず新しい未来を切り開いてくださいます。信じていきましょう。ハレルヤ!ありがとうございました。