さあ、賛美をささげよう!

2022年7月10(日)新城教会牧師 滝元開

ヨハネの黙示録  5章11節~14節

『また私は見た。私は、御座と生き物と長老たちとの回りに、多くの御使いたちの声を聞いた。その数は万の幾万倍、千の幾千倍であった。彼らは大声で言った。「ほふられた小羊は、力と、富と、知恵と、勢いと、誉れと、栄光と、賛美を受けるにふさわしい方です。」また私は、天と地と、地の下と、海の上のあらゆる造られたもの、およびその中にある生き物がこう言うのを聞いた。「御座にすわる方と、小羊とに、賛美と誉れと栄光と力が永遠にあるように。」また、四つの生き物はアーメンと言い、長老たちはひれ伏して拝んだ。』

感謝します。今日はこうして皆さんと共に神さまを賛美し、礼拝する、この素晴らしい恵みの機会が与えられていることを心から感謝します。

この日本で、世界で、日々、様々なことがあり、私たちを次から次へと驚かせる出来事があります。特に安倍元首相が銃弾に倒れてしまうという、最近のこの日本では考えられないような出来事ですが、何か大きな時代の転換のただ中に私たちは今立っているのではないかと、そのように誰もが感じる今日この頃ではないかと思います。

でもそのような中で神さまは私たち一人ひとりに対して、また特別、神さまの権威を現すために、それぞれの教会を主がお立てになって、それぞれの教会に目を注がれて、教会に対する主のご計画というものが進んでいることを覚えて心から感謝します。

 

六月からこの新城教会も元に戻すようにというふうに、というよりも新たな一歩を踏み出すようにと、神さまからの促しをいただいて、それに従って、いろいろなことが新たなる方向に動き始めました。神さまの恵みの中で今まで再開されていなかった家庭集会も再開されて、本当にとても大きな喜びです。やっぱり二年数ヶ月ぶりに、それぞれのご家庭にお邪魔させていただいての家庭集会、本当に恵まれています。我が家でもさせていただきましたけど、家の隅から隅までが賛美に満ち渡るような、そんなひと時で、またその中にある交わりというのが、本当に大きな喜びの時であって、心から感謝します。

 

そして七月になり、さらに主はもう一歩進んでおられると、そんなふうに感じています。今すごく強く感じるのは、私たちの思い以上に、主ご自身が、私たちの前を先立って歩いておられることをすごく感じます。

イザヤ書四十二章十三節にこんなみことばがあります。

 

『主は勇士のようにいで立ち、戦士のように激しく奮い立ち、ときの声をあげて叫び、敵に向かって威力を現す。』

 

主ご自身が勇士のように立ち上がって、戦士のように激しく奮い立っておられて、もう終わりの時代、「わたしはこれからリバイバルを起こすために、この地上に始めるから、いいか!」と、私たちの思い以上に先立っておられることをすごく強く感じています。そんな中で神さまが「新しい革袋を用意しなさい。そこに新しいぶどう酒を注ぐので。」というふうに、私たち一人ひとり、またこの教会に対しても語ってくださっていると信じています。本当に私たち一人ひとり、主が成そうとしておられる、与えようとしておられるものを受け取るための、その器を、皮袋を、用意させていただきたいと心から願う者であります。

今年は復讐の年、主が『ときの声をあげて叫び、敵に向かって威力を現す。』ということは、敵に対しての復讐をなさる年なのです。このイザヤ書の三十四章八節が、今年与えられている新城教会に対するテーマですけども、

 

『それは主の復讐の日であり、シオンの訴えのために仇を返す年である。』

 

何度も毎週のように、このみことばがこの講壇から語られていますけども、そのような中で上半期終わりまして、下半期に入り、そしてその中で神さまが新しいことを始めておられるという、その中で、私たちさらに一つとなって主についていく者でありたいと心から願います。

 

今日はとっても大きな祝福の恵みの日であると思います。今日は順先生ご夫妻が奉仕に行かれています。小牧市の教会で奉仕をしておられます。二年九ヶ月前では考えられないことだと思います。本当に神さまが三年間近く、皆さんで一つとなって祈って、特に享子さんの癒しのために祈り続けていただいて、戦い続けていただいて、その勝利の結果として癒しのわざがなされて、一つ一つの中に主のみわざがなされ、そして外部の奉仕というのを三年ぶりにお二人でされるというのは、すごい大きな恵みだと思います。

今日、午前も午後もご奉仕があるそうです。その中で順先生もメッセージされますけど、享子さんも証しをするとおっしゃっていました。神さまがこの場所に現してくださって、新たなるみわざを、この教会だけでなく、この日本全域に、そして世界に拡大していくというその使命に主が返してくださった日であると信じて、心から喜んで、この日を心から感謝していきたいと思います。ここまで導いてくださった主に、もう一度、心から感謝して、栄光をお返しする、そんな思いを持って主に拍手をおささげしたいと思います。感謝します。

 

そして昨日は、七月九日であったわけですけども、七月九日というのが、この新城教会に三十年前、霊的戦いが始まった日でした。ですから昨日は朝は、特別な早天祈祷会がありました。

このように多くの方々が、普段の倍ぐらいの人たちが来てくださって一緒に賛美し、そしてまたいろんな所に出て行ってのとりなしがなされました。

これは皆さんご存じの、設楽原の激戦地の馬房柵という所ですけども、今回順先生がシェアしてくださったのは、ここだけではなくて、この写真の所が中央の激戦地なのですが、最も北と最も南が激しい戦いで多くの血が流された所だからということで、その三箇所と、そしてもう一箇所はこの新城教会の駐車場で、そこにも多くの血が流された場所だということで、四箇所で聖さん式を持ちました。本当に神さまの恵みの時で、そこから始まることができて、本当に神さまが新しい領域に出で立ち、立ち上がって進んでおられる、そんな姿を見させていただいて本当に感謝でした。

 

そして昨日夕方からは、ヘブンズアイスクリーム&コーヒーが、この教会横、ある意味、地域の最前線に出店してから、ちょうど一年でした。一年前、まだコロナの戦いの真っ只中で、そんな一年、二年前からいろんな動きがある中で、神さまがそのコロナの激しい戦いになかなか私たちの思いとしては前に進むことができないような中で、このヘブンズが奥に奥まっていたわけですが、それが教会の前側に出て来て、そしてある意味、この世の中に対してというか、この地域に対してここで旗を掲げます!と言って始めたのが一年前でした。

ですからそのために本当に感謝をしようということで、「一年間ありがとう!」という、このような企画がなされました。来てくださった方もたくさんいらっしゃいますけども、いろんな夜店みたいなお店がいっぱい出て、そしてその中でデッキコンサートがなされました。一年間、本当に心から主に感謝する中だったのですが、外に今日もデッキの所にテントが張ってありましたけども、そこに一つのテントと、あと三つ教会の前に立てて、そこに露店を出して、そしてそこでしようということでした。

ちょうど一年前、そのデッキの所でコンサートをして開店したのですが、一年後、またこのヘブンズの働きを担って戦ってくださっている鈴木陽介副牧師が挨拶したところから始まりました。パラパラ雨が降りそうだったのですが、「雨が降らない!」という信仰とともに、でも何があってもここでやろう!という、なんとなくみんなの中で、奥にこもってするというふうになかなか導かれなかったので、そこでもう決行することにして初めて行きました。

最初は雨が降らなかったので大丈夫だったのですが、途中からパラパラ降り出しました。これどうなるかなぁと思っているうちに、その雨脚が弱まるどころかだんだん強くなりました。そしてご存知のように、昨日は記録的な、この新城、しかもこの富沢をめがけたのではないかというくらいの激しい大雨でした。かつて見たことのない、教会前の道路が川のようになっていました。駐車場からここに辿り着くまでにすで足は完全に水の中に浸水状態という状況でした。その中でも、さぁどれだけの方が来られるだろうかと思ったら、五時からだったのですが、四時半ぐらいから、もうどんどんどんどん車が入り初めて、そしてその車が止まらないのです。ひたすら来て、そして雨脚が激しくなってもさらに来るのです。

そして結局、このように多くの方々が来てくださって、数はカウントできませんでした。チケットだけでも三千枚分近く購入されたそうですが、もしも雨降っていなかったらどうなっただろうと言っていました。ある方は、「ここまで雨が降っても来るということは、もうこちら側の責任じゃない。来た人が悪い。」みたいなことをおっしゃっていましたけど、でも普通は絶対来られない状況下で人々はやって来られました。

そして露天がある中で、デッキでのコンサート、雨が降っていたので、いろんなことを前倒しして初めて行きました。最初はザワメキが歌って、そして子どもたちも歌ってくれました。子どもたちの賛美は本当に喜びいっぱいで感謝でした。いっぱいの人たちが釘付けで見てくれて、そしてHiraku&Norikoの歌も歌わせていただいて、そんな中でカフェもずっと営業をして、露店もあって、ヘブンズは朝の開店からずっと来られる方は途切れずに、そして露天のほうでもこのように、いろんな方々が助けてくださって、皆さん楽しんでいただきました。

  そしてまた、いろんなゲームもありました。雨がとても激しくなり、現場で働いてくださった方々が臨機応変に場所も変更してくださったのですが、教会のカウンターやロビーでもゲームをしたりして、でも子どもたちも来るは来るはで、そしてする場所がなくてもっとそれが広がりました。そしてどこでされたかと言うと、ちょっと驚きですが、この光景は私は写真でしか見ていないのですが、これは会堂の中です。

 会堂の中にクリスチャンでない方がいっぱいおられて、昔は会堂で飲み食い禁止というのが通常でしたが、神さまは何か新しい方向に導いておられるのか、多少違和感を感じないわけでもなかったですけど、でもなんか止める事ができない勢いの中進められて行きました。実はこの会堂の中でもゲームみたいなこともしながら、子どもたちの楽しい言葉が行き交う中、そして最後はHiraku&Norikoのコンサートをこの場所でさせていただきました。

 実は、この計画を立てた当初に、どうしようかと、いろんなこと、いろんな案が、特にヘブンズの一周年ということで、ヘブンズの皆さんが考えてくださったのですが、その中の一案が、ヘブンズに来られる皆さんの中で教会堂に入りたいと思われる方がいらっしゃるので、なんとか教会堂に人を入れるためにコンサートとか会堂でしたらどうですか?という、そんな案もあったのですが、でもせっかくデッキから始まったからデッキでしようかと言っていたのですが、私たちの思いを遙かに越えた形でゲームがなされたりした中で、会堂にこうやって人々が入って来られて、そして最後にコンサートをして、最後の思いは「一年間ありがとう」というのが、本当に神さまが、ここまで一つ一つの働きを成してくださったんだなということを覚えて、心から感謝します。もう一度、主に感謝の拍手おささげしたいと思います。イエスさまにすべての栄光を心からおささげしたいと思います。神さまがここまで導いてくださいました。神さまが事を成してくださって勝利を現してくださったことを感謝します。

一つのみことばが、二ヶ月前ぐらいから私の心に響いていて、それは詩篇五十七篇八節、

 

『私のたましいよ。目をさませ。十弦の琴よ。立琴よ、目をさませ。私は暁を呼びさましたい。』

 

ダビデが洞窟の中で、穴倉の中で歌った歌です。敵に追われて、苦しみの中で匿われている中、そしてその中でも『私のたましいよ。目を覚ませ。』と、「人々よ目を覚ませ」と言っているのではないのです。『私のたましいよ。目を覚ませ。』そして、『十弦の琴よ。立琴よ、目をさませ。』賛美を持って私は暁を呼び覚ます働きをするんだ!と、ダビデ王様はそうおっしゃっていたのですが、そのみことばが私の心に響いていました。