「今、お勧めします。元気を出しなさい。」

 

そして本当に主はもう一度勇気を出して導いて、「わたしの前に近づきなさい」とおっしゃっていますので、共に集まる、そんな歩みをさせていただきたいと思います。

 

そしてもう一つ、もう一度元気を出して何をしなかったらいけなかいかと言ったら、やっぱり主を賛美する者でありたいと心から願います。ザワメキという働きをさせて頂いてますけども、本当に神さまがここまで導いてくださったことを覚えて心から感謝しています。

ザワメキが独立してスタートしたのが、二〇〇一年なんですね。三月二十日にキックオフ大会というのをして、そこから賛美を持ってリバイバルを求める!という働きとしてザワメキの働きがスタートしました。その時のみことばが、ザワメキの最初に与えられているみことばの一つです。詩篇百四十九篇一節、

 

『ハレルヤ。主に新しい歌を歌え。聖徒の集まりで主への賛美を。』

 

主に新しい歌を歌いなさい!と神さまから言われて、神さまのみ前に賛美をささげる、そのようなふうに主は導いてくださって、私たち新しい賛美をささげるようになりました。もちろんそれまでもリバイバルミッションの働きの中で歌い続けておりましたが、より賛美を持ってリバイバルを求める、これすごく大切なことだと思うんですね。

この二十年の節目の中で、もう一度このみことばを少し学んでみたのですが、「新しい歌」の「新しい」というのは、「ハダーシュ」とヘブル語で言うのですが、「ハダーシュ」とは「取りたて、絞りたて、炊きたて、摘みたて、生みたてなどの、魚介類や農産物がいきいきとして新鮮であることを強調する言葉です。」とあります。ですから、私たち、新しい賛美を主に向かって歌いますけど、これ、すごく大切なことだと思うんですね。本当にいきいきとしたフレッシュな賛美を私たち、主にささげ続けていきたいと思います。

またある聖書学者がこんなことを言っておられました。”聖書の「新しい歌」という表現は、終わりの日の歌、つまり終末論的な賛美。それは「新しい」というヘブル語の「ハダーシュ」が「王」の概念と深い関わりがあるため、つまり新しい歌とは王なるメシアが統治されているみ国の預言的な歌ということになります。”

来たるべきイエスさま、イエスさまご自身が来られる、メシアがこの地を統治されるための、備えるために、私たち今、新しい歌を歌うべき時が来ているとそのように思わされます。

 

ザワメキの働きって、すごく不思議だなと思います。このど田舎新城で、今から三十年ほど前に、突然天から賛美が降って来るということが起きました。最初のきっかけになったのはうちの息子が二歳十一ヶ月の時に朝起きて来て突然「お父さん、僕は作詞作曲した。」と彼が言い出しました。それでどんな歌かと聞いたら、彼が歌い出したのですが、歌い出した歌が、「イエスさまを 信じれば 天国に行ける♪ イエスさまを 信じないと 地獄に行っちゃうよ」というあの歌を歌い出して、そこから始まりました。

私はその時すでに、「新しい歌を主に歌え」というみことばを与えられていたんですけど、そのみことばのゆえに私には与えられなかったのにも関わらず与えられたのは息子だったのですが、でもその後から天から雨のように賛美が降ってきて、それをキャッチするということが始まりました。そして神さまによって新しい歌を歌い始めました。

 

そして二〇〇一年から独立した後、私たちの思いをはるかに超えた方向に神さまは扉開いてくださいました。ザワメキが独立してから最初にできたCDがこのCDでした。

 Praise the Lord!というタイトルで、ザワメキワーシップシャウトのライブバージョンです。この時は二〇〇三年なんですけども、ロン・ブラウンさん、ダレル・クルークスさん、そしてランド・リチャードさんという、この三名がわざわざロサンゼルスから来て一緒にレコーディングしました。本当に何か新しい扉が開かれて主が導いておられるという事を感じました。

そしてこの三年後はロサンゼルスでレコーディングしたんですけども、その時の写真がこの写真です。

 私たち夫婦の隣にいる方がシーラ・Eという世界的なパーカッションをする方であって、またプリンスという大スターがいますけど彼と一緒に大ヒット曲を世に送り出した人なんですね。ですからアメリカに行くと本当に超有名な方で、日本でいったら聖子ちゃんみたいな人だと誰かが言ってましたけど、そういう人がザワメキ助ける!と言って、二〇〇六年からずっと今に至るまで助けてくださってるんですよ。これ普通のことじゃないなと思うんですね。だって音楽も何もわからないような者たちが歌いだして、降ってきたものをキャッチしてそれを歌うということだけをしているのに、どうして神さまここまで導いてくださるのか。人間的には分からないんですけど、ただ神さまがしておられる事というのは、想像を絶するほどの大きなことです。

二〇一一年の三月十一日、日本は大きな津波の被害、地震の被害に遭いましたけど、その日にレコーディングしたのがこのレコーディングでした。

 これはザワメキイレブンですね。リッキー・ローソンという方のスタジオでレコーディングしました。この方は世界一のドラマーと言われて、本当にリズムを勝ち取ってるという方でした。ただこの方はその後、天に帰ってしまって、本当に大きな悲しみを覚えたんですね。リズムを完全に勝ち取ってるってこういった方だなと。この方は、マイケルジャクソンがジャクソン5の時代から一緒にやっていたような人なので、この後誰がいるんだろうかと思ったんですけど、神さま備えてくださって、二〇一五年のザワメキ十二の時にジョン・ロビンソンという、この方が私たちを助けてくださるようになって今に至るまで助けてくださっています。

 これが二〇一五年のザワメキ十二の時のレコーディングのメンバーです。

そして二〇一七年、「風に助けられて」の時のレコーディングのメンバーはこのメンバーで、アレックス・アルさんはこの方ですけど、ベーシストで、この方も本当に世界一のベーシストなんですね。二〇〇六年からずっと助けてくださり続けています。

 そして二〇一七年から、この方はギターリストなんですけども、本当に世界一と言われる本当にすごい人なんです。すごいってすごく言っても伝わるかどうかわかんないですけど、本当にすごい。

そして今回のザワメキ十三のレコーディングメンバーがまたこのメンバーなんですね。神さまが備えてくださったこのメンバーのことを見ても、神さまは本当にこの賛美を通してイエスさまの帰られる道を備えるという大きな働きをしておられるんだなぁということを、すごく強く感じています。

ですからもう一度、今日はもう一度元気を出して祈りましょう。そして集まりましょう。別に「密になりましょう」じゃありませんよ。本当に主の集会にもう一度心を新たにして集いましょう。新しい思いを持ってもう一度元気を出して賛美しましょう!ということをお話しさせていただきました。

 

最後にもう一度最初のみことばに戻ってお読みさせていただきたいと思います。使徒の働き二十七章二十二~二十五節、

 

『しかし、今、お勧めします。元気を出しなさい。あなたがたのうち、いのちを失う者はひとりもありません。失われるのは船だけです。昨夜、私の主で、私の仕えている神の御使いが、私の前に立って、こう言いました。『恐れてはいけません。パウロ。あなたは必ずカイザルの前に立ちます。そして、神はあなたと同船している人々をみな、あなたにお与えになったのです。』ですから、皆さん。元気を出しなさい。すべて私に告げられたとおりになると、私は神によって信じています。』

 

元気を出して主を賛美していきたいと思います。祈っていきたいと思います。パウロが主によって導かれてエルサレムから連行されてローマに行くんですけど、行ってその当時、世界を治めていたローマ帝国のカイザルに会うというのはすごいことなんですね。だからカイザルというのは総称で、その当時ネロでしたけど、その者に会って、そこでみことばを語る。そして本当にこの主の働きをしたわけで、結局この世界の土台のような領域に対する働きをパウロはしました。今私たちがしていることは、このキリスト教会という一つのある意味小さな枠の中での働きを進めようと神さまはしているのではなくて、全世界の土台を勝ち取るための働きを進めるために戦い続けてほしいと神さまは語っておられると信じますので、是非神さまからのみことばだと、パウロが信じたように、私たちもそのみことばを信じて元気を出して進んでいきたいと思います。一言お祈りさせていただきます。

 

ハレルヤ、愛する天のお父さま。あなたの素晴らしいみ名をあがめて心から感謝します。あなたが今日私たち一人ひとりにその約束のみことばをもって臨んでくださっていることを心から感謝します。『今、お勧めします。元気を出しなさい。』と私たちに語ってくださったことを信じて感謝します。どうぞ主よ、私たち一人ひとりが本当にもう一度新しい、あなたからの使命に燃えて、もう一歩前に出て、あなたに近づき祈り、そして主よ、あなたによって託されている働きを実行することができますように。主よ、また祈ることができるように。そして賛美することができるように。主よ、また集まることをやめることがなく、主よ、あなたのみ前に出続けることができるように助け守り導いてください。今日もここまで守ってくださった主に心から感謝します。今全ての栄光を主にお返しします。尊き主イエス・キリストのみ名によってこの祈りを父なる神さまのみ前におささげいたします。アーメン。