2023年カウントダウン・ワーシップ

「布陣を敷け」と二〇二二年に語られたメッセージ、布陣を敷くというのは戦いのために陣形を組むことです。戦いにはその都度戦局があり、それぞれの戦場があり、それぞれが相対さなければならない敵があります。
大きな戦いであればあるほど、戦場自体が非常に広く、広大になりますので、一つひとつの戦況について、それぞれがどこで起こっているのか、どのような戦局を迎えているのかさえも把握できないぐらいのことがたくさん起こります。しかしそれでも、一つひとつそれぞれの場所が、同じ戦いをしています。それぞれがそれぞれの場所で、それぞれの役割を果たすことが、大きな戦いの結果に繋がります。クリスチャンの神の国の軍隊としてのあり方もそのようであると思います。同じ時に、同じ場所で、同じことをすること、それだけが一つの戦いということではありませ ん。それぞれがそれぞれの場所で、それぞれの役割を果たすこと、これが主にある一致であり、主にある一つの戦いを戦うこと、そのように神さまから教えられて、私たちは家族として、当事者として立たなければならない所に立たせていただきました。そのために私たちが開けた穴を、多くの方が埋めてくださいました。また私たちの家族のために、多くの方が愛を注ぎ、助けを与え、心遣いしてくださいました。そのことを私たち家族も忘れませんし、教会として誇りに感じさせられました。悪魔が歯ぎしりして、泣いて悔しがっていると思います。何よりも主ご自身が、よく成し遂げた、よく戦い遂げたと語ってくださっている、そのように感じます。

私たちがこの地上で求め祈ることに対して、私たちの置かれている状況や結果だけに目を留めて物事を判断するのであれば、それはこの地上、この世の中のやっていることと何一つ変わらなくなってしまいます。私たちが何のために戦っているのか、どのようなことが勝利であるのか。それらを主の手に委ねて、二〇二三年、もう一度思いを新たに、この主の戦いを同じように戦い続けていきたいと思います。ヨハネの福音書六章二十七節、もう一度お読みします。

『なくなる食物のためではなく、いつまでも保ち、永遠のいのちに至る食物のために働きなさい。』

この言葉が私たち一人ひとりに、父なる神によって遣わされた神のみ子イエス・キリストご自身から投げかけられています。二〇二三年、私たちが今一度何のためにこの地上を生きるのか、もう一度このみことばからクリスチャンとしての使命を受け取り、心を新たに進んでいきたいと思います。

ハレルヤ!ありがとうございました。


≪公畑フェルナンド牧師≫

ハレルヤ!感謝します。七番目、最後のメッセンジャーです。それが良いことか悪いことか分からないですが、いきましょう。この二〇二三年のために私に与えられたみことばは、第二コリント一章二十節です。

『神の約束はことごとく、この方において「しかり」となりました。それで私たちは、この方によって「アーメン」と言い、神に栄光を帰するのです。』

私たちの神は信頼できる方です。すべての神の約束はしかりでありアーメンなのです。
神が仰る言葉は、私たちがたとえ忘れたとしても神は決して忘れることがありません。神が約束されたのなら、神はそれを必ず成就されます。二〇二三年に私に神様が与えてくださった御言葉は、「あなたの人生に対する神の約束の成就の年になる」という言葉です。

創世記十二章一〜二節と、七節から、その例を見ていきたいと思います。

『主はアブラムに仰せられた。「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。そうすれば、わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう。あなたの名は祝福となる。』
『そのころ、主がアブラムに現れ、そして「あなたの子孫に、わたしはこの地を与える」と仰せられた。アブラムは自分に現れてくださった主のために、そこに祭壇を築いた。』

神はカルデヤ人の地から一人の男を連れ出し、こう言われました。私があなたに示した地へ行きなさい、そこをあなたとあなたの子孫に永遠に与える、と。アブラハムはその声に従い、カルデヤ人の地ウルから出て、ハランに行き、そこで父親が亡くなるまで滞在していました。そこから神はカナンの地へ彼らを導きました。そして、神はアブラハムにその地をあなたとあなたの子孫に与える、と言われたのです。
アブラハムはそこでよそ者として死にました。その後、その子イサクもカナンの地でよそ者として死にました。次にヤコブですが、そのヤコブには十二人の子どもたちがいました。そのうちの一人はエジプトに奴隷として売られました。しかし神は彼をエジプトの支配者にしました。ヨセフのことです。
地に飢饉が起こった時、ヤコブとその家族はエジプトに避難しなければなくなり、そこに滞在しました。ヨセフが父たちを迎えたのは三十九歳でした。彼は三十歳でエジプトの支配者となり、七年の豊作の後、飢饉が来て二年目でした。つまり、ヨセフが三十九歳の時、家族をエジプトに呼び寄せ、そこで幸せに暮らしました。
そして七十年の間ヨセフに守られながら暮らしました。ヨセフは百十歳まで生きました。
ヨセフの家族はエジプトがとても気に入り、そこに滞在しました。四百年が経ち、パロが男子の赤子を全て殺すと決めました。もう男子が生まれないようにするためでした。その時神様は、災害と裁きを下し、扉を開けてこの民をエジプトから脱出させました。
神はアブラハム、イサク、ヤコブの子孫たちを連れて行きました。どこへですか?カナンの地へです。モアブの地でもない、シリアの地でもない、カルデヤ人の地でもない、カナン人の地へ連れて行ったのです。なぜでしょうか?それは神がアブラハムに一つの約束をされたからです。永遠にその地をあなたの子孫に与える、という約束でした。

使徒の働き七章六〜七節、

『また神は次のようなことを話されました。『彼の子孫は外国に移り住み、四百年間、奴隷にされ、虐待される。』そして、こう言われました。『彼らを奴隷にする国民は、わたしがさばく。その後、彼らはのがれ出て、この所で、わたしを礼拝する。』

神様は信頼できるお方で、約束はしかりであり、アーメンなのです。

イスラエルの王国時代、国は二つに分裂しました。そしてイスラエル王国はアッシリアに捕囚され消滅しました。しかし、アブラハムの子孫でもあったユダ王国は、カナンの地にあり、良い時代、悪い時代を経て最後の王、邪悪なセデキヤ王まで続きました。神様はユダヤ人を引き渡し、地を焼き、バビロンへ捕らえ移しました。彼らはバビロンに70年いました。
それは神がユダに対する裁きは七十年であると告げていたからです。神が何か告げるときは、その通り成就するのです!七十年がたちダニエルは主よ、もう七十年経ちました、と祈りました。そしてクロス王はおふれを出し、彼らの地に帰還するよう命じました。どこにですか?イスラエルの地、カナンです。神様が永遠に与えると約束された土地です。神は真実な方ですから、その約束もしかりでありアーメンなのです。

その地で彼らは住み続けました。ペルシャやギリシャやローマ帝国の圧力があったものの、彼らは住み続けました。それは西暦七十年まででした。なぜなら彼らはイエス様を拒否したからです。神様は怒り、国々の中にイスラエルを散らしました。ティトウス将軍率いるローマ帝国が侵入して、ユダヤ人をパレスチナから追い出しました。彼らはその土地から追放されたのです!それは約二千年もの間です!二千年も経つのですから、誰が自分たちの土地を覚えているでしょうか?
しかしヒトラーがユダヤ人を根絶やしにしようと、六百万人のユダヤ人を殺害し、その民族を絶滅させようとしたとき、神様は約束を思い出し、命令を出しました。その時、国際連合はある一つの条約に調印しました。それはパレスチナの地をアブラハムの子孫に返還するというものでした。しかしそれは国際連合ではなく、生きている神様の約束があったからです。神様は真実な方だからです。

今日、私は皆さんに神様は信頼できるお方であることを告げにやってきました。キリストは再臨されます。あなたは確信をもって、キリストは再臨されますと言うことができます。それは神様が約束されたことだからです。イエス様が言われた次のみことばを確信をもって言うことができます。

ヨハネの福音書 十四章二節
『わたしの父の家には住む所がたくさんあります。そうでなかったら、あなたがたのために場所を用意しに行く、と言ったでしょうか。』

ですからあなたはこう言ってください。「私には大邸宅が用意されている。神様の約束は信頼できるものだから。」と。神様は真実なお方で神の約束はキリストのうちにあってしかりであり、アーメンなのです。アーメンという言葉は、もうその通りになったという意味があり、保証されているのです。また信頼するに値するということなのです。イエスこそ、アーメンな存在なのです。なぜ彼の約束はアーメンなのでしょうか?人類に対して一番大きな約束は創世記三章十五節です。人間が罪を犯したとき神は約束されました。女の子孫を起こし、その一人がサタンの頭を踏み砕くという約束です。
そしてこの地に主が来られた時、それは約束の成就でした。そしてキリストが十字架に掛けられた時、サタンを打ち負かしたのです。創世記三章十五節からの全ての約束、そこから神様がアブラハムに約束した全ての事、イスラエルに約束したすべての事、王や預言者を通して告げたすべての約束、イエス様に関するすべての約束が、イエス様によって成就したのです。彼こそ神の約束をアーメンにするお方なのです。ですから黙示録で主は、「私はアーメンである!」と仰っているのです。

神さまが私たちに何かを言う時には、もうすでにそれがなっているということです。そして神さまはあなたに「良い時代がやってくる」と言われています。「実りの季節がやってくる」と仰っておられます。そして「いつもあなたと共にいる」と約束なさっておられます。そしてあなたにもっと多くの約束をしてくださいます。そしてこの二〇二三年は、あなたに与えたすべての約束がなる年となる、成就の年となると言われています。ハレルヤ!