『70年が満ちた2021 回復と再建の年 回復と再建から復讐の年へ』

しかし彼らは、獄舎で詩篇百四十八篇を歌っていたと思われます。その結果、詩篇百四十九篇に記されているように、彼らの床である獄舎で、最高の賛美が生まれたのです。

アポロンは音楽神です。最高の賛美によって、アボロンという首領が打ち負かされたのです。

 その結果、ひとやが砕けて、二人は獄舎から助け出され、看守の家族も救われました。しかしその後、二人は街の指導者らを呼びつけて、「おまえらは、俺たちを密かに去らせるつもりか。わびを入れろ!」と言いました。二人は、ピリピの街の指導者たちから、わびを入れさせて、密かではなく、堂々と、街を去りました。まさしく、復讐を果たしてから、この街を去ったのです。

 

全体を見ますと、パウロとシラスによって、霊的戦いだけでなく、被造物全体を巻き込む礼拝が獄舎でささげられたのであろう、と考えられます。

究極な賛美、それは、人だけでなく、被造物も巻き込んで、主をほめたたえる賛美です。

 

新城教会の七十年の賛美の歴史を見ると、不思議ですけれど、一歩一歩、風に助けられて、その時々に助け手が与えられて、賛美の領域が広げられ、今日に至っていることが分かります。

ということは、最終的は、敵に対して、復讐が起こるはずです。今まで地球は、悪魔とその一族に牛耳られていました。けれども、そこに鉄槌が振り下ろされ、すべてが神を賛美する場所となるのです。やがて宇宙は、主をほめたたえ賛美する神殿となるのです。

それはいつかと言うと、イエスさまがこの地上に再び帰ってこられるその日です。

今私たちは、その日に向かって働いているのです。

 

新城教会の七十年の賛美の歴史を紐解いてみて、これは決して偶然じゃないことがわかり、感動します。かつて私は、父と音楽をめぐり喧嘩しました。あの日から、すでに霊的戦いがあったことに気づかされます。そして七十年を振り返ると奇跡の全容が見えます。

誰かが偉いとか、悪いとか言うのではなく、主が最終的な目的を達成したいと願っておられるという事です。また、この教会に、そのような使命と賜物が与えられていると信じます。

 

今週、究極的な賛美が捧げられ、敵に報復を与える賛美に変えられるよう願っています。

来年は回復と再建だけでなく、今まで奪われたものが取り戻されて、敵に復讐する年になるよう、祈っていきたいと願います。

最後に一言お祈りさせていただきます。

 

 

天の父なる神さま。み名をあがめて心から感謝いたします。七十年間に主が賛美の中で行ってくださったみ業を心から感謝しす。新城教会に賛美という賜物を与えてくださり、今まで導いてくださったことを心から感謝します。今や、被造物全体が一緒に賛美するところまで導いてくださっています。また来年は、復讐の年としてください。今まで、人に、被造物に関わり、賛美を奪っていた、悪霊どもが打ち破られ、全てが賛美に変わりますように。

すべての栄光をお返しして、尊きイエスさまのみ名によって祈ります。アーメン。

 

主に大きな賛美の拍手をおささげいたしましょう!