この方も日本が大嫌いだったようです。しかし、福音は人を変えます。この方は中国に十年隠れ住んでいたそうです。そこで韓国人の宣教師と出会ってクリスチャンとなり、中国語がよくできたので、中国から脱出できたと言います。
私たちは隣国にこのように苦しんでいる方々がおられることを、どれだけ意識して信仰生活を送っているのかと思います。
私は二月の聖会の後、神さまが新しい扉を開いてくださったように感じています。私がそのような場所で奉仕することによって、皆さんにも伝えることができ、新城教会も日本だけでなく、韓国、そして北朝鮮のためにも祈るように導かれています。七月には韓国で中高生キャンプがあり、子どもたちを連れて行きたいと願っています。ロシアの高麗人という方々も来るそうです。その中で、うちの教会の子どもたちがどのぐらいコミュニケーションできるか楽しみです。ですから今少し、集団生活を彼らに教えなければいけません。私の家がこの頃、寮のようになっておりまして、昨日も六名も泊まっておりました。
この教会では木曜日にいつも、授産所というところで集会が開かれています。そこは三河一宮にあります。今日も来ておられます。毎週授産所にあるカフェで交わりを行っています。彼らに北朝鮮のことなどをお話ししました。彼らがその話を聞いて、やはり憐みの心が強いのです。自分たちも大変な中にありますから、北朝鮮で苦しんでいる方々の話をすると、彼らは憐みの心を持ってこう言いました。「俺たちなんかまだいいよな。幸せだよ。三食昼寝付きだもん」と。
北朝鮮では、障害を持った方々に対して、平壌ではケアしている施設があるようですが、郊外に行けば働けない人は殺されます。何もしてくれないと言います。私たちはその国の解放を祈らなければなりません。
以前も話しましたが、私は『マルクス&サタン』という本を読みました。この本が言っていることは、マルクス主義・共産主義の究極の目的は、新しい社会や経済システムを確立することではないということです。それは神をあざ笑い、サタンを賛美することだと言っています。マルクスは元々クリスチャンでしたが、神さまに失望したのです。いくらクリスチャンでもいろいろな苦しいことがあります。彼は踏ん張りが利かなかったのです。「なぜ神は俺にこんなひどいことをするのか・・」と神に敵対し、今度はサタンを礼拝するようになったのです。その中から生まれた思想が「共産主義思想」です。種がまかれると、それが増えていきます。良い地に種がまかれれば良いですが、悪い地に種がまかれると、その後、悪い歴史が作られていくわけです。やはり、「敵が来て悪い種もまくのです。」歴史の中には霊的戦いがあるということです。この見えない敵と戦うことができるのは、唯一教会以外にありません。
朝鮮半島では、四百年以上にわたって李王朝が続き、儒教が根付いていました。儒教では階級制度があります。日本にも階級制度の「士農工商」がありましたが、日本の士農工商は崩れたため、あまり影響を与えませんでした。しかし韓国では、儒教の厳格な階級制度によって人々が疲弊したのです。そうした中で一つの新興宗教が生まれました。それが東学です。ある時期、北朝鮮から南まで広がった時期がありました。私が主体思想と天道教を調べたところ、両者に共通点があることを見つけました。なぜ両者が似ているかというと、実は、金日成が天道教の教師から教育を受けていたからです。今でも北朝鮮に行くと、天道教だけは残っており、約280万人の信徒がいます。共産主義で宗教は禁止されていますが、存在しているのです。天道教の教師が金日成を教育し、マルクスの共産主義と融合し、北朝鮮独自の思想が形成されたということです。
今回、不思議な神の導きがあって、隣人を愛するということは、神さまを愛するとともに非常に重いことだと、様々な出会いと経験から感じました。イエスさまが帰ってこられるために、石を取り除くとは、様々な悪魔が良い土地の中に石を入れ、また悪い種をまいているのを取り除くことです。そしてそこで苦しんでいる方々のために祈り、関心を持ち、そのために働くときに、永遠のいのち、イエスさまの再臨に繋がっていくことを私は教えられました。本当に今回、皆さんの祈りに支えられ、良い働きができたことを心から感謝しています。
さて、今日は午後から、霊的戦い専門課程ダイジェストでお話をさせていただきたいと思っていますが、イザヤ書五章のところに、「畑を良くし、良いぶどうを植えたが、酸いぶどうができてしまった」という箇所があります。これは一義的にはイスラエルに対する神の期待と失望です。
実際の種というテーマで、今回、新城教会にヘブンズ・ファームができ、なかなか良いものができました。しかし今、日本で使われている種には、非常に危険なものが多いです。午後からそのセミナーを行いますので、ぜひ来ていただきたいと思います。
レビ記において、「隣人を愛せよ」に続いて、「私の掟を守れ」と神は語っています。そして、「あなたの家畜を種類の異なった家畜と交わらせてはならない。あなたの畑に二種類の種をまいてはならない。また二種類の糸で織った布地の衣服を身につけるな」と命じています。これは何か。
それは、種を勝手に人為的に交配するなということです。もちろん神の法則の中での交配はありますが、人為的に交配するのは駄目だというのです。神の被造物を勝手に形を変えるなと言っているのです。
日本の食品は、世界で一番、遺伝子操作の食品が多いそうです。隣人を愛せよということは、被造物に対しても優しくしなさい、ということです。人は被造物の管理人であるということを語っているわけです。今回、そのようなことも踏まえながら、教会を中心とする畑ができたというのも、神さまの計画があるのではないかと思います。
以前、私はすぐ近くのコンビニで買ってきたおにぎりを、教会のマイクロバスのダッシュボードに夏の間、一ヶ月間保存しておきました。一ヶ月保存したらどうなると思いますか。普通ならドロドロになると思いませんか。しかし、これが一ヶ月後の状態でした。さあ食べてくださいと言いたい感じでした。さらに二ヶ月保存すると、やっと焼きおにぎりのようになりました。こういうものを食べていたら、本当に不安です。
私たちはこのような時代の中で、霊的な目を開かれて、様々な石ころを取り去り、悪い種を除き、国々の上に勝利の旗印を掲げることが、クリスチャンの役割です。そのゴールはただ一つ、イエスさまがこの地上に帰ってこられる再臨の日を待ち望むことです。できれば、私が生きている間にイエスさまに帰ってきてほしいです。本当に私はそのことを心から願っています。そのとき、先に天に帰った私の家内とも会うことができます。今、天に帰った兄弟姉妹は早く帰りたいと願っているはずです。そのためには、早く石を取り除いて、民の上に旗を掲げてくれないかと叫んでいるのではないでしょうか。
今週、皆さんそれぞれ置かれている立場で様々な領域に目を向けて、主の勝利の旗印を掲げていただきたいと願います。そして、日本の隣国に、大変苦しんでいる方々がおられます。その方々が隣人であることを知らされ、日々の祈りの中に加えさせていただきました。北朝鮮の祝福のために祈ってください。ほとんど全員が良い人たちですが、ごくわずかの人たちが支配するが故に、大変な国になってしまっているわけです。今週は北朝鮮の方々の救いのために祈っていただきたいと思います。そもそもこの教会は、在日の朴さんがいなければ存在していなかった教会ですから、そのこともぜひ覚えていただきたいと思います。
最後にお祈りします。
「天の父なる神さま、み名をあがめて心から感謝いたします。祈りの中で支えられ、韓国での奉仕も祝福されたことを感謝します。そして、永遠のいのちを得るために何をしたらよいかという重要なテーマを主が教えてくださったことを心から感謝いたします。主よ、どうか今日、私たちは隣で苦しんでいる民族の方々、特に北朝鮮の方々の祝福と解放を祈ります。尊いイエス様のみ名によって、祈りを捧げ致します。アーメン。」