イエスさまは殺されたように思うかもしれないけれど、殺されたのではないことがわかります。自ら自分の霊を、父なる神さまに渡されたのです。
『しかし、イエスは再び大声で叫んで霊を渡された。』と記されています。イエスさまは力尽きたのではないのです。イエスさまはご自分で命を父なる神さまに「渡す」ことができたのです。また、ご自分で命を受け取ることができるお方でした。。ゆえにイエスさまは神の子であったのです。

本来ならば、死は最悪の事態です。しかしその時、信じられないことが起きました。

『神殿の幕が上から下まで真っ二つに裂けた。地が揺れ動き、岩が裂け、墓が開いて、眠りについていた多くの聖なる人々のからだが生き返った。彼らはイエスの復活の後で、墓から出て来て聖なる都に入り、多くの人に現れた。』

 本当に信じがたいことです。墓が開いて、昔の聖徒たちがよみがえったというのは、死者たちはすでに骨と塵になっていたはずです。ラザロは腐っていたかもしれないけれど、まだ、原型は止めていたと思われます。しかしイエスさまの死の場面で、何十年、もしかしたら何百年も経っていたかもしれない多くの聖徒が生き返ったと言う記録はレベルが違いすぎます。
しかも、この大奇跡が記録されているのは、マタイの福音書だけです。ある人が次のように記述していました。

“最初に気づくのは、聖書のどのバージョンでも、五十二節と五十三節を削除すると、五十一節に記録された地震を五十四節で参照しているため、聖書のテキストがスムーズに流れるということだ。”

こんなにすごい奇跡なのに、マタイだけが記録していて他の記者が記録していないのは不自然だというわけです。五十二節と五十三節を削除すると文章はスムーズで、わかりやすいというわけです。

『しかし、イエスは再び大声で叫んで霊を渡された。すると見よ、神殿の幕が上から下まで真っ二つに裂けた。百人隊長や一緒にイエスを見張っていた者たちは、地震やいろいろな出来事を見て、非常に恐れて言った。「この方は本当に神の子であった。」』

削除すると地震から地震につながって、うまく話が通じるというわけです。この出来事をマルコ、ルカ、ヨハネは記録していません。誰かが後にマタイの福音書につけ加えたのではないか、と考える人もいるぐらいです。
しかし私が調べたところによると、こうなっていました。

“しかしこれらの節を省略したギリシャ語、ラテン語、またアラム語の写本はない。それがオリジナルであるか、聖書のテキストに早期に追加されたことを示している。”

これは「歴史的事実」です。何を意味するのかと言ったら、これは「死と墓に対するキリストの力の証明であった」ということです。

“神はイエスの死によって死の力を滅ぼし、死そのものを廃止されたという証拠として眠った多くの聖徒たちを生き返らせた。これらの聖徒たちは主が昇天するまで地上に止まり、その後天使の従者に加わり、罪、サタン、死、そして墓に対する彼の勝利のトロフィーとして、イエスとともに天に勝ち誇って凱旋した。”

と注解されていました。
このよみがえりは、蘇生したとかいうレベルとは全く違います。主を信じる者は、イエスさまがよみがえったのと同じ体で復活します!というのを、イエスさまが、父なる神さまに霊を渡された瞬間に実現されたのです。

ということは、この箇所を絶対に削除してはいけないということです。ここはもっとも重要な箇所です。そして五十二節から五十四節の後に続くのは誰かと言うと、「私であり、あなたである」という事です。
「これは主を信じる者たち全員に起きますよ!」ということを事前に表した奇跡なのです。多くの聖徒たちに続いて、我々も、やがてよみがえりのからだに変えられます。二度と朽ちることのないからだで、死も苦しみも悲しみもない、神の国で共に喜び楽しむことができるのです。それが聖書のゴールです。

今日まだイエスさまを信じておられなかったら、是非とも信じてください。何を信じたらいいのか、「神はイエスさまを死からよみがえらせた」ということを信じるのです。そしてイエスさまが私たちの救い主、イエスさまに続くのが私たちであるということを信じたらよいのです。そうしたら、あなたもこの凱旋の行列に加わることができるのです。
ロン・ブラウンさんも、私の父母も、またここで過ごしていた兄弟姉妹も、今は死後の世界ですが、やがてよみがえって、もう一度会うことができる日が来ます。

最後にロン・ブラウンさんの証しと演奏の動画を皆さんにお見せしたいと思います。彼は初め麻薬中毒者でした。カーク・ウェイラムという大変有名なサックス演奏者がいますけれど、彼と話した時にこう言うのです。「あんたたちは昔のロンを知らないから付き合えるけれど、俺は昔のロンを知っているんだ。最悪だった」と言うのです。しかしカークがロンさんを愛して、真剣に断食して祈ったのです。それでロンさんはイエスさまと出会い、麻薬からも解放されました。
私はある時、ロンさんが最初に麻薬に手を出したヒューストンの黒人街の貧しい街角に祈りに行きました。「この交差点で最初に麻薬を買ったんだ!」と彼は話しました。そこでロンさんと、断ち切りの祈りをしました。彼はこんな街で生まれたのかぁと、本当に寂しい、悲しい場所でした。古くは黒人たちが相当苦しんだ場所なのだろうと思いました。
主は、麻薬中毒に陥っていたロンさんを救い出して、神さまの働きのために用いました。今や彼は働きを全うして、主の元に凱旋されました。しかしこれで終わりではないのです。やがてよみがえる希望があります。
今から動画をお見せしますので、ロンさんのことを思い出しながら、やがて会うことができる日を夢見つつ、また皆さんの愛する人で天にお帰りになった方々を思い出し、同じようによみがえりの隊列に連なる希望と共に、ご覧になっていただきたいと思います。

八分ぐらいの動画です。その後、カウントダウンです。

<ロンさん映像>

新城教会で演奏した時の映像でしたが、本当に素晴らしいですね。
さて間もなく、夜明けが近づいて参りました。日の出は日本時間十二時七分四十五秒です。
イエスさまのよみがえりを心から感謝して賛美しましょう。この映像はエルサレムの現在の様子です。ちょっと明るくなってきましたね。

<賛美&カウントダウン>

「イエスさまは、よみがえられました!ハレルヤ!」

お隣の方に宣言してください。「イエスさまはよみがえられました。あなたはイエスさまに続く存在です。」

しばらくお祈りしたいと思います。私たちの罪の身代わりとなって十字架にかかり、よみがえってくださった主に仕えていきますと、主の前に祈りの時を持ちましょう。

最後に祝福の祈りをさせていただきます。

天の父なる神さま、み子イエスさまを送ってくださり、感謝いたします。イエスさまはよみがえってくださいました。私たちも初穂であるイエスさまにつながっていることを心から感謝します。弟子たちのように、従っていきます。私たちを導いてください。
今日ここに来られたお一人お一人の上に、また、インターネットで礼拝に出ておられるお一人一人の祝福を祈ります。
天に帰られた家族や兄弟姉妹も、共に、主を賛美していると信じます。天と地を結んで心から主を礼拝します。
今、よみがえりの力がここに下っていることを宣言します。天が下りて来ていることを宣言します。
真の復活祭を祝うことができて感謝致します。お一人一人に、復活の力が臨んで、すべての問題が打ち砕かれ、病が癒やされ、主の勝利を見ることができますように。主イエスさま、帰って来てください。

主イエス・キリストの恵み、父なる神さまの愛、聖霊さまの親しい交わりがありますように。
今週の聖餐式にも働いてください。献げ物も祝福してください。今週、誕生日を迎える兄弟姉妹にも特別な祝福を宣言します。
三位一体なる主の恵みが一同と共にあることを宣言し、すべての栄光を、よみがえられた主イエスさまの名によって、父なる神さまにお返しします。アーメン。