ヘブル人への手紙12章にある通り、イエス様は死の力を持つ悪魔を滅ぼすために、私たちと同じ血肉をその身に帯びてくださいました。ですから、聖餐式とは死の力に対する宣戦布告であり、墓の中に響き渡る勝利の宣言、そして終末における完成の前倒しなのです。今日ここで行われる聖餐式は、死という檻を破壊し、私たちをパラダイスへと移してくださったイエス様、そしてそこに迎えられた兄弟姉妹とともに、同じ主を見上げる特権的な瞬間なのです。
この奥義に強く突き動かされたのが、かつてのモラヴィア兄弟団の人々でした。彼らにとって聖餐とは、地獄の門に対して勝利の旗を掲げる誇らしい行為でした。今映し出しているイラストは、地上の教会と天の教会が一つに溶け合っている様子を描いています。二階席は天上の教会、一階席は地上の群衆。そしてその中心におられるイエス様を、双方が共に礼拝している。この霊的事実に気づいた時、彼らは強烈な聖霊の油注ぎを受け、世界宣教へと送り出されていきました。
新城教会の会堂も、図らずも彼らが大切にしたものと同じ構造をしています。来月5月には24時間祈祷会が開催されますが、そこでも大いなる恵みが注がれることを楽しみにしています。
今日ここにおられるお一人お一人。やがて訪れる死を、決して恐れる必要はありません。私たちの行き先は、主によって既に確定しています。まずはパラダイス、そして輝かしい復活が待っています。それは今のような苦しみのある世界ではなく、イエス様がまことの王となられた新しい天と新しい地、神の国への復活です。そこで私たちは永遠に生きていく。これこそが、聖書が指し示す確かな希望です。
現代は、先行きが不透明で不安が渦巻く時代です。物価高騰や資源の枯渇など、世界中で困難が続いています。日本も今後どうなるか予測できません。まさに終末の時代と言えるでしょう。しかし、このような時だからこそ、永遠の希望を碇として据えるならば、私たちは決して恐れることはありません。やがてパラダイスで再会し、ともに復活できる。これ以上の喜びがあるでしょうか。
もし、まだイエス様を救い主として受け入れていない方がおられるなら、今日、決断してください。ご自身の葬儀はキリスト教で行うと、心に決めてください。
ともに、永遠に生きていきたいと願っています。最後に一言お祈りさせていただきます。その後、牧師就任式へと移ります。
天の父なる神様、聖なる御名をあがめて心から感謝します。
これほどまでに素晴らしい救いの計画を、私たちに用意してくださった大きな恵みを、心から感謝いたします。新城教会も、激動の時代を経てまいりましたが、常にあなたが支えてくださいました。
多くの懐かしい方々が天へと帰られましたが、絆が断たれたのではなく、むしろ今も主にあって共にあることを感謝します。天の教会は、今この瞬間も、地上の教会のために真剣に祈りを捧げてくれています。
天と地が一つとなり、あなたのお帰りを待ち望みます。その日のために、私たちを力強く用いてください。
今日ここで共に礼拝を捧げたお一人お一人、またオンラインを通じて礼拝を守っておられる方々、そのほか新城教会に連なるすべての兄弟姉妹の上に、主の永遠の祝福が注がれますように。
愛する救い主イエス・キリストの聖なる御名によって、心から祈り捧げます。アーメン。