ローマ人への手紙十二章五節、

 

『大勢いる私たちも、キリストにあって一つのからだであり、一人ひとりは互いに器官なのです。』

 

またガラテヤ三章二十六節、

 

『あなたがたはみな、信仰により、キリスト・イエスにあって神の子どもです。』

 

そして使徒の働き十一章二十六節では、

 

『…弟子たちは、アンティオキアで初めて、キリスト者と呼ばれるようになった。』

 

と書いてあります。私たち一人一人が小さなキリスト、キリストの弟分として存在しているわけです。結論として、冒頭にお読みしたルカの福音書十二章三十二節、

 

『小さな群れよ、恐れることはありません。あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国を与えてくださるのです。』

 

私たち一人一人、個人的にはなかなかそのことを実感していくことができないかもしれません。個人が祈る祈りはとるに足りない、私一人の働きなんて小さなものだろうと感じるかもしれません。

しかし、私たちの神のためになす働き、一人一人が神さまから受け取った使命をなしとげていくことは、神の国全体と結びついている。また宇宙全体、被造物全体と結びついている。それらを神の元に勝ち取るための重要な働きであることを今日覚えていきたいと思います。

そして、今私たちに「祈り」が大変重要なものとしてクローズアップされている中にありますが、私たちはこの時代の中で、目に見えるものも、見えないものも、現実的なものも霊的なものも、神さまが造られたものに対して、すべての被造物に対して私たち自身が祈りを通してそれらを祝福し管理することができる者である、ということを受け取って、実践していくものとなっていきたいと思わされている者であります。

 

一言お祈りをして終わりにさせていただきます。

 

天のお父さま、今日は「あなたから始まる神の国」というテーマで、メッセージさせていただきました。『小さな群れよ、恐れることはありません。あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国を与えてくださるのです。』と私たちに仰ってくださっていることを心から感謝いたします。七十周年が満ち、七十一年目にさしかかった私たち、まず神の家からへりくだって、霊的な回復また再建が、お一人お一人の人生の中に実現していくことができますように。暦を含めすべての被造物が神の前に回復し、神の国がこの世界に現されていくことを信じます。そのために私たち一人一人、小さなキリストとなって、用いられていくことができますように。イエス・キリストのみ名によって、この祈りをみ前におささげいたします。アーメン。