2026 残された時を、神のみこころに生きる!
全世代賛美と祈りの祝福

この話は社会学的な側面も含む私の研究ですが、「音楽史と社会史を繋ぐ三つの世代とリズム感」というものです。音楽における1小節をいくつに分割するかというリズムの解像度の変化は、そのまま日本の歩み、人々の生きる時間のスピード、社会構造の複雑さの変化と見事に重なり合っています。戦前から現在までの日本の道のりをリズムで区別すると、三つに分割されるのです。これを今度、「霊的戦い専門課程」で発表しようと思っています。

リズムの細分化を社会の解像度の高まりとして俯瞰すると、4ビート、8ビート、16ビートの進化は、社会が集団の歩行から直線的な猛ダッシュを経て、複雑な情報のネットワーク処理へと移行してきた、歴史のサウンドトラックそのものと言えます。

自分がどのリズムの中に生きているかに気づくと、「だからあの人はこういう考え方や行動をするのか」とわかってきます。そして、賛美の中にも一致が生まれるのです。ですから、これは音楽の授業ではなく霊的な授業なのです。

私は1951年生まれですが、50年以前にどのような音楽が流行っていたかと言えば4ビートでした。復興の足音など、共同体の息遣いが感じられる時代で、1950年頃まで続きました。焼け跡から復興を目指した戦後日本の根底にあったのは、ゆったりとした4ビート、あるいは2ビートの鼓動でした。人々が肩を寄せ合い、同じ方向を向いて復興という一つの大きな目標に向かって歩んでいた時代です。4ビートは「右、左、右、左」という人間の基本的な歩行がベースです。この時代に生きた人たちは大体4ビートです。演歌なども皆4ビートです。

しかし、1950年以降くらいから、次のカテゴリーに移ります。それは「高度成長時代のエイトビート」です。1960年代から70年代にかけて、直線的加速とエネルギーの爆発が起きた時代です。社会が豊かさを求めて猛烈なスピードで走り出し、音楽の主役は8ビートになりました。ロックンロール、グループサウンズ、フォークロックへの移行です。新幹線が開通し、大量生産・大量消費が始まり、社会全体が「より早くより多く」という直線的進歩を信じていた時代です。まさに私はエイトビート世代です。戦前・戦中の方々と比べると、やはり私のテンポは少し早いです。1960年代、70年代に青春を過ごした方々の頭の中で鳴っている音楽は、大体エイトビートです。

そして現代の人たちは16ビートです。戦前・戦中4拍だったのが、16等分されているリズム感を持っている人たちです。

1980年から現代に至る「情報時代の16ビート」は、多様性のうねりと綿密なネットワークの時代です。情報が価値を持つようになり、リズムはさらに細分化されました。ファンク、シティポップ、R&B、現代のデジタル音楽などが定着しました。復興や成長という大きな目標が達成された後、価値観が多様化・細分化した時代です。インターネットの登場により、人々は大量の情報を同時に処理し、複数のコミュニティ・ネットワークを行き来するようになったため、リズム感が変わったのです。現代の子たちは大体16ビートで生きています。

ここで、4ビート、8ビート、16ビートがどのようなものか、ドラムで叩いてもらいましょう。そうすれば、戦前・戦中の方々、私たちの世代、そして現代っ子たちの頭の構造がはっきりわかります。

まず4ビートからお願いします。突然の無茶ぶりで申し訳ありません。
(4ビートの演奏)「1, 2, 3, 4」。
次に、私の世代の8ビートをお願いします。先ほどの倍の速さになります。
(8ビートの演奏)
さて、現代っ子たちの16ビートです。これは難しいですよ。
(16ビートの演奏)
どうですか。これが現代の子たちの頭の中なのです。コミュニケーションが難しいのは当然だと思いませんか。一拍を刻んでいる人たちの中に4つのセル(分割)があるわけですから、情報だらけの時代に生きているのです。

ですから、最近の新しく作られた賛美は、大体16ビート世代の人たちが作っているので、歌いにくいのは当然です。私はエイトビート世代です。たとえドラムがエイトビートを刻んでいても、メロディは16ビートだったりします。どこで入り、どこで抜ければいいのかわからないことが多々あります。このような世代間のギャップを一つにするのが、聖霊の働きです。素晴らしいドラムをありがとうございました。

このように考えてみると、リズムが細かくなるにつれて、人々の身体の動かし方も変わります。手拍子も4ビートのノリから8ビートへ、そして16ビートのように各関節を別々に動かす複雑なダンスへと変化しました。最近ダンスが流行っているのは、世代が完璧に16ビートの世界にいるからです。私は16ビートが取れませんが、彼らはカラオケがなくても、16分音符のリズムを頭の中で刻んで歌っています。だから、私たちにはつかめないわけです。新しい歌についていけないと感じるのは、世代によってリズム感が違うためなのです。

しかし、それを理解することで全世代の賛美が成立します。16ビート世代の人たちは、あえて4ビートに関わってみることが大切です。16ビート世代の人は4拍を16に割るため、そもそも待つことが苦手な多動的な傾向があります。4ビートで歌ってみると安らぎを感じるものです。今日の賛美も4ビート系があり、安らぎを感じられたのではないでしょうか。これは、すでに皆さんが主によって全世代の賛美へと導かれているということです。今後、AIの登場などでさらに細分化されるのか、あるいは歴史が繰り返すように元に戻るのかはわかりませんが、最近はアナログのレコードが人気を集めるなど、回帰の傾向も見られます。

世代間の違いを認識して賛美に加わることで、より良い賛美が生まれます。半拍食って入るような新しい歌が歌えなくても、がっかりする必要はありません。それが新しい世代のリズムなのだと理解し、祈ってあげてください。また若い人たちも、日本が歩んできた道、4ビートから8ビート、16ビートへの変遷を理解すれば、一致が生まれます。
音楽の三要素である旋律、リズム、ハーモニーが揃う時に素晴らしい歌になります。世代を超えてこれらを共有できれば、天が地に下りてくるような主の勝利が表されます。時代が移りリズムが変わっても、「音程が持つ真理」は決して変わりません。音程が狂えば音はただのノイズになります。

音程は神の領域かもしれません。皆がそれぞれの役割を持ち、神様から任された音程を保ちながら主を賛美する時に、主の勝利が表されるのです。「天の教会」では、リズムもメロディもハーモニーも完璧でしょう。神様はそれらすべてを創造された方ですから、ずれのない賛美がなされているはずです。私たちの教会の賛美も、そのようになるよう、祈り続けていきたい思いです。

モラヴィア兄弟団の人たちはそのことに気づかされました。1727年8月13日の聖餐式礼拝の中で強烈な聖霊体験をし、それが「ヘルンフートのリバイバル」と呼ばれ、驚くべき働きが始まりました。彼らは24時間絶え間なく祈りと賛美(PPH)を開始し、一人が終えると次の人が昼も夜も途切れることなく100年以上続けました。5月4日・5日の24時間賛美・祈りのための登録用紙が後ろにありますので、ぜひ登録をお願いします。モラヴィアの人たちがしたように「1人1時間」を共有したいと思いますが、多くの方が希望されるかもしれません。早めに登録しないと枠が埋まってしまいますが、一緒に祈る部屋も用意します。

しかし24時間祈りの中で最も登録者が少ないのは「真夜中」です。誰もが眠たい時間帯ですが、夜中の祈りと賛美がいかに強力であるかをお話しして終えたいと思います。聖書を見ると、真夜中には重大な出来事が多く起こっています。

使徒の働き16章25・26節には次のようにあります。
「真夜中ごろ、パウロとシラスは祈りつつ、神を賛美する歌を歌っていた。ほかの囚人たちはそれに聞き入っていた。すると突然、大きな地震が起こり、牢獄の土台が揺れ動き、たちまち扉が全部開いて、すべての囚人の鎖が外れてしまった。」

その後、看守とその家族が救われました。この奇跡が起こったのは「真夜中ごろ」でした。これは適当な表現ではなく、当時のローマが夜を4分割していた中で特定された時刻です。「第3の見張り」と呼ばれる24時から午前3時頃を指します。そしてこの時間は神が働く重要な時間なのです。

夜中にふと目が覚めることはありませんか。私はよくあります。アレクサに時間を聞くと「3時」と言われ、「まだ3時か・・」と思ったりします。年をとると目が早く覚めるようになりますね。
聖書に「日没ごろ」「深夜」「真夜中」「夜明け」という言葉が出てきたら、それを意識してみてください。

真夜中は単なる時刻ではなく、特別な意味を持つ時間です。出エジプトの初子の裁きや過ぎ越しが起こったのも真夜中でした。マタイの福音書で「花婿が来たぞ」と言われる再臨の象徴も真夜中、そして地震が起こったのも真夜中です。真夜中を無駄にしてはいけません。出エジプト記11章4節には「真夜中頃、わたしはエジプトの中に出て行く」とあります。また、ギデオンが角笛を吹き鳴らし壺を打ち壊したのも、番兵が交代したばかりの真夜中でした。

聖書において、昼は人間の支配を表し、夜は霊の世界、特に悪霊が働く時間とされます。そして真夜中は「支配の交差点」なのです。24時から3時頃は、悪霊の活動から神様の働きへとスイッチする時間です。サムソンが門の扉を引き抜いたのも真夜中、敵が打ち砕かれたのも真夜中でした。また、案外、真夜中になくなる方も多いものです。私の妻も真夜中に天に帰りました。支配権が交代する時ではないかと感じます。
詩篇の記者は「真夜中に私は起きて、あなたに感謝します」と言っています。夜中に起きて感謝する時に、主が勝利を与えてくださるのです。

教会に来なくても構いません。真夜中に目が覚めたら祈ってみてください。私もこのメッセージを考えながら祈って寝ると、今朝もそうでしたが3時頃に目が覚めることが多くなりました。昼間は人間の支配が中心ですが、夜は霊的な支配が闊歩する時であり、真夜中はその支配の交差点です。その時間に祈りを試みる時、主の勝利が表されるはずです。若い方々は夜型ですが、ゲームばかりせず祈り、賛美してみてください。この24時間の賛美と祈りに全世代が加わるならば、素晴らしいことが起こると期待しています。

今日、この場に4ビート世代、8ビート世代、16ビート世代がいることを認識し、それぞれの世代の賛美に対応し、主が「祈れ」と言われる、祈りを捧げていきましょう。その時、主は答えてくださり、主が生きておられることを理解できるはずです。

最後にお祈りをいたします。

天の父なる神様、御名をあがめて心から感謝いたします。
全世代が一つになって主をほめたたえ祈る時に、主の御業が現されるというお話をさせていただきました。主よ、どうか、ここにおられる赤ちゃんからお年寄りまで、全世代が心を一つにして、天と地が一つになる日、イエス様のお帰りを待ち望みます。
今、世代交代が叫ばれていますが、すべての世代を主は必要とされています。一人ひとりを主の御手に握り、主のための勇士として用いてくださいますように。尊いイエス・キリストの御名によって、祈りをお捧げいたします。アーメン。