2025
神が働きを加速される年!
霊的戦い!
~ AI版 ~

2025年6月15日(日)新城教会主任牧師 滝元順

エペソ人への手紙 6章10~12節
”10 終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。11 悪魔の策略に対して堅く立つことができるように、神のすべての武具を身に着けなさい。12 私たちの格闘は血肉に対するものではなく、支配、力、この暗闇の世界の支配者たち、また天上にいるもろもろの悪霊に対するものです。”

おはようございます。ハレルヤ!雨で足元が悪い中、お集まりくださり心から感謝いたします。梅雨は、私たち被造物にとって大変重要な季節ですね。

今日は父の日です。ご存知でしたでしょうか?昨日、息子から荷物が届き、開けてみると「父の父の父の日をお祝いして」と書かれてプレゼントが入っていました。まだお父様が生きておられたら、ぜひ感謝を伝えていただきたいと思います。今日は父の日の祝福の祈りとプレゼントをご用意しています。

霊的戦いと世界の情勢
前回、私が過去に語ったメッセージをAIにまとめさせ、発表させていただきました。今日はその続きとして、私が最も多く語っているテーマである「霊的戦い」に焦点を当てます。過去の「霊的戦い」に関するメッセージのエッセンスをAIにまとめるよう指示しました。主題となる聖句はエペソ人への手紙6章10節から12節です。

パウロが「終わりに言います」と述べ、最も大切なことを伝えました。

「主にあって、その大能の力によって強められなさい。悪魔の策略に対して堅く立つことができるように、神のすべての武具を身に着けなさい。私たちの格闘は血肉に対するものではなく、支配、力、この暗闇の世界の支配者たち、また天上にいるもろもろの悪霊に対するものです。」

もしこれが現実ならば、私たちは真剣に戦わなければならないことになります。

最近、戦争は一段落したように感じていました。ガザでの戦いも徐々に終結に向かい、ウクライナとロシアの戦いも和平に向かっているように思えたのです。しかし今朝15日、非常に大きな事件が起きました。イスラエルがイランを攻撃し、イランもイスラエルに反撃しました。これは国と国との戦いで、第三次世界大戦に拡大する可能性を大きく含んでいます。なぜこのようなことが起きるのでしょうか。戦争で得をする人は誰一人いないはずです。

イスラエルは聖書の国ではないか、なぜこのようなことをするのかと、大きな疑問を感じるかもしれません。しかし、現在のイスラエルは、聖書に出てくるイスラエルとは全く別物です。世界の国々の中の一つであり、自国の利益が最優先されます。イランが核開発をしていることで先制攻撃を仕掛けたのでしょう。しかし、攻撃すれば必ず仕返しが来ますから、お互い被害を受けることになります。

アメリカのFOXニュースのアンカーマンであったタッカー・カールソンが15日にXを更新し、このように投稿しています。

「『真の分断はイスラエルを支持する人と、イランやパレスチナを支持する人の間にあるのではない。真の分断は暴力を軽々しく煽る人と、それを阻止しようとする人の間、つまり好戦主義者と平和主義者の間にある。…無法国家とよく形容されるイランだが、強力な同盟国を有している。イランは現在、世界の陸地面積、人口経済力、軍事力の過半数を占める「BRICS」の一員である。イランはロシアと広範な軍事関係を築いており、石油輸出の圧倒的多数を中国に販売している。イランは孤立していない。イランへの攻撃は容易に世界大戦に発展する可能性がある。私たちは敗北するだろう』」

彼はアメリカが参戦することを抑制する発言をしています。私たちはまさにこのような状況のただ中にいることを、どのくらい意識しているでしょうか。日本では米がない、米が高くなったというニュースがトップです。しかし今や、世界は大きな危機に直面しており、これからどのような時代が来るのか予測がつきません。もし第三次世界大戦が始まったら、瞬時に父の日どころではなくなります。第二次世界大戦が始まり、続けて太平洋戦争が始まり、瞬く間に日本は巻き込まれ、若者たちは戦場に送られ、330万人が死亡しました。なぜこのようなことが歴史には繰り返し起こるのでしょうか。タッカー・カールソンが語っているように、好戦主義者たちがいるのです。何しろ戦争をしたい連中がいるのは確実です。

以前、ユースタス・マリンズという作家の一節を引用させていただきました。

「『人類が直面している危機に関してこの40年の間、根気よく調査研究を続けた結果、私は全ての陰謀はサタンの仕業であるという極めて簡潔な結論に達した。何年もの間この回答を引き出せなかったのは、私が道筋を誤っていたからではなく、究極の知識元である聖書を参考にしていなかったからだ。人類の歴史は神の民とサタンの礼賛者との戦いの歴史でもあるということだ。歴史的出来事はこの二つの対立勢力の実際の記録を明らかにするものだから』」

これが事実だとしたならば、人類が最優先しなければならない事柄は「霊的戦い」ではないでしょうか。

そして、この戦いに勝利できる唯一の存在が、クリスチャンであり、教会であると聖書は告げています。
私が過去に語らせていただいた霊的戦いのメッセージをAIにまとめるように指示しましので、ご紹介します。

霊的戦いの認識と現実性
人生や教会が直面する問題の多くは、単なる血肉に対する格闘ではなく、支配、力、この暗闇の世界の支配者たち、また天にいる諸々の悪霊に対する霊的な戦いであると強調されています。これはエペソ人への手紙6章10節から12節に基づいています。

「支配、力、この暗闇の世界の支配者たち、また天上にいる諸々の悪霊」とは、階層構造を持つ悪の組織と解釈されます。

直面する多くの問題は、単なる人間的な問題ではないのです。それは霊的な領域と関連があるということです。

パウロは悪の組織との戦いに勝利するために、まずは武具と武器を身に着けなければならないと述べています。その後、悪魔とその組織がどのようなものであるかを解き明かしています。

悪魔には「支配、力、この暗闇の世界の支配者たち、また天上にいる諸々の悪霊」という「組織」があるのです。この組織の全容を知らないと、いくら武装しても勝つことはできません。麻薬の密売組織や、様々な暗闇の組織がありますが、警察は個々の犯罪者を逮捕するだけでなく、組織解体を目標に戦っています。私たちも、暗闇の組織がどのような構造であるのかをよく理解して立ち向かう必要があります。

その組織の最初に「支配と力」と述べられています。これらは地上、すなわち見える領域の背後で活動する霊的勢力を指します。

人生の中で様々なトラブルが起こるのですが、その背後には隠れた実行部隊である「支配、力」という組織が関わっています。

しかし、「支配と力」という組織に、上部から指令を出しているさらなる司令組織があります。それが、この世の暗闇の世界を操る「暗闇の世界の支配者たち」です。これはギリシャ語では「コスモクラトール」という言葉が使われています。それは星の世界との関連を表す言葉です。

「『暗闇の世界の支配者』とは、ギリシャ語のコスモクラトールに由来し、地上の勢力を支配する「宇宙的暗闇の支配者」を意味する。これは星の世界を支配する、悪の組織を示唆する」と説明されています。

こんなことを考えたことがありますか?星の世界を支配し、君臨する闇の支配者たちが、星の間から地上で蠢く悪の組織、「支配と力」に指令を送って、その結果、地上は混乱しているというのです。霊的戦いは、いわば宇宙大戦争です。

そしてもう一つ、「天上にいる諸々の悪霊」が存在するとパウロは延べました。これはさらに高位の霊的領域、すなわち諸天にまで影響を及ぼし、信者を天の法廷で告発する勢力であると説明されます。

ヨブの時もそうであったように、神の領域にまで侵入し、主を信じる者たちを訴える悪しき天的存在がいるというのです。

先に述べた「支配と力」は「人間社会の社会・政治学的な構造と関わる悪霊」と注解されています。現在、日本においても社会・政治学的な構造の中に大きな混乱があります。その背後に、見えない敵との関わりがあるということになります。

このような階層的理解は、古代ユダヤの宇宙観、すなわち地球の上に複数の天が存在するという多層的宇宙観(パウロが第三の天に引き上げられたという記述に示唆される)に基づいています。これらの霊的組織が人々の心を盲目にし、福音の光が見えないようにしているのです。

日本ではクリスチャンは1%以下です。しかしイエスを信じたら永遠の命がもらえるのです。こんなすごいことはないじゃないですか。一億円の宝くじ当たり券を直接手渡しされる以上の事です。

にもかかわらず、「当たり券要りません!」と答えるのはなぜか。それは宇宙規模、諸天規模の組織が関わっているからです。この勢力を打ち破らない限り、日本に神の国は到来しないのです。

悪魔や悪霊どもは、元々、神に仕える天使たちでした。天において神を賛美する存在だったのです。しかしルシファーとその一味が「自分も神のように賛美されたい」と願い、神の怒りに触れて地上に落とされたのです。地上とは物理的な宇宙空間も含みます。ゆえに彼らは、「空中の権威を持つ支配者」とも呼ばれます。本来、彼らは地の最も深いところ、「地のどん底」に落とされなければならない存在でした。

現在、戦いは中間地点です。悪魔や悪霊どもは星々の世界と地に展開して、神と神の民に抵抗しています。彼らは地のどん底に落とされないように、真剣に抵抗し、挑んでいるのです。

しかし「地のどん底」に彼らを落とすために配備されたのが、他でもなく「クリスチャンであり、教会」です。

そのために、神の武具を身に着ける重要性についてパウロは教えています。

神の武具と武器
霊的戦いに勝利するためには、神のすべての武具を身に着けることが不可欠です。それは信仰、義、真理、平和の福音、救いの兜、御霊の剣(神の言葉)を指します。そして聖霊によって強められ、祈りによって、悪魔の策略に対抗するのです。

日々の戦いの中で、自分が武装をしているか、どのくらい意識しているでしょうか。エペソ人への手紙6章13節から18節にはこう記されています。

「ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、一切を成し遂げて堅く立つことができるように、神のすべての武具を取りなさい。そして、堅く立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、足には平和の福音の備えをはきなさい。これらすべての上に、信仰の盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢をすべて消すことができます。救いのかぶとをかぶり、御霊の剣、すなわち神のことばを取りなさい。あらゆる祈りと願いによって、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのために、目を覚ましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くして祈りなさい。」

パウロはエペソ人への手紙を、ローマで書いたと言われます。幽閉されている中、周りにはローマ兵がいる環境で書いたのです。

パウロはローマ兵の身に着けている武具と武器を見ながら、それを霊的武具と武器に対応させました。兵士は頭に兜をかぶっていました。これを救いに置き換え、信仰の盾、正義の胸当て、御霊の剣、平和の福音の備えと対応させたのです。

今日は一人ひとりが神から与えられている武具と武器を身に着けて帰るなら、困難な時代にあっても、見えない敵が闊歩する中にあっても、守られ、勝利するでしょう。

記されている順序に従って学んでいくと、真理の帯から始まります。真理の帯とは何でしょうか。悪魔は偽りの父です。真実を歪め、欺こうとします。真理の帯を締めることは、神の言葉である聖書の真理をしっかりと学び、人生の基盤とすることです。これにより、悪魔の偽りを見破り、惑わされることなく神の道を歩むことができます。

それはベルトのようなものです。警察官を見ると、ベルトに様々なアイテムをつけています。もしもベルトが切れたら、全ての武器アイテムがすべり落ちてしまいます。ベルトは重要です。私も時々ベルトが気になります。メッセージ中にベルトが切れたらと心配になります。同様に、真理の帯をしっかりと締めろというわけです。