「あなたの天幕の場所を広げよう」

 

あともう一つ、聖書の中に、ローマ人への手紙十一章二十九節に、

 

『神の賜物と召命とは変わることがありません。』

 

と書かれています。神さまご自身が与えてくださっている賜物とか召命、私たちこの教会に対して与えられている賜物と、教会が持っている召命というのがあるので、それは変わらないんですね。やっぱりリバイバルという戦いで、この土台を勝ち取る。この日本を全世界の土台、悪しき力の土台を打ち破って、主の勝利のために戦うというのが、神さまからの召命だと思うんですけど、そこから離れてしまっていろんな扉を開ける事というのは自由です。それぞれ皆さん自由に開けることができるわけですけど、でもその召命と賜物を奪われないためにも、私たちは本当に良いものを堅く守る、そんな歩みをさせて頂いて、慎み深き思いをもって、主に仕える者でありたいと、本当に心から願っています。

 

でも聖霊さまご自身は、まもなく大いなるわざをなしてくださると、皆さん期待していると思うんですけど、聖霊さまの訪れというのは、やっぱり素晴らしいなと思うんですね。

最近のリバイバル聖会の中で、よく証しが出てきていますが、その証しの中で、子どもの頃聖霊が注がれたお証し。今から四十数年前にここにドーンっと聖霊さまが注がれたことがあったんですね。

そしてまた一九九二年にも聖霊が注がれて、やっぱりその時その時、聖霊さまの訪れって、本当に素晴らしいもので、是非皆さん共にさらに体験していただければなと思うんですね。その日、その時、主が来られる!という、その瞬間があるので、それがいつか分からないんですね。もしかしたらこの礼拝の中で聖霊さまが激しく来てくださるかもしれないですし、今週の水曜の礼拝の中かもしれないし、木曜日の賛美集会の中かもしれないし、どこか分からないですけど、例えば今日この礼拝の中で、だいたい人間が想定するとそういうことはないですけど、突然聖霊さまがドカンと来られると、やっぱり分かるんですよ。来た時は「あー!来られた!」というのが分かるんですね。

私は一九九二年に県民の森で聖霊さまが来られた時に、小屋の中で祈っていて、「あー!来られた!」私的には、私が立っていた方から、「あー!来られた!」という、その瞬間がありました。だから来られる瞬間というのを、きっとまた主は用意されているんじゃないかなと思うんですけど、もし仮に今日のこの終わりの時間ぐらいにドカンと来られたら、今スマホ越しに礼拝を守っているみなさん、ぜひ、すっ飛んできてください。やっぱりその祝福に共にあずかることは、すごく大切だと思うんですね。

その一九九二年の時も、あの小屋の中で聖霊さまが注がれて、そしてすぐにスタッフの皆さんにお電話しました。そうしたら、皆さんここに集まってくださって、ここで祈ったら、同じように聖霊がドカンと注がれたのですが、今はリアルタイムで見ていて、「確かに今来た!」という時は、もう全てを投げ捨てて来られたらいいんじゃないかなと、そんなことを思ったりしたんですけど、でもこの神さまがこの時代の中に、主ご自身が来てくださるという時が来たらなと思います。使徒の働き一章八節、

 

『しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。』

この写真、素晴らしいでしょう。最近の新城教会の写真、一枚パチリと撮った写真ですけど、いかにも、もうまもなく主が来てくださりそうな写真ですけど、『聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。』私たち、このコロナの中で、本当に弱さを感じているような中にあるかもしれないですけど、しかし主はもう一度訪れてくださり、新しい働きを主は始めてくださると信じています。

 

ということで、今日の本題に入っていきたいと思いますけども、イザヤ書五十四章二節、

 

『あなたの天幕の場所を広げ、あなたの住まいの幕を惜しみなく張り伸ばし、綱を長くし、鉄のくいを強固にせよ。』

 

こんなみことばがあります。そしてこれを現代訳の聖書で見ると、このように書かれています。

 

『わたしはわたしの民を多くする。だから、その準備をしておきなさい。』

 

これは尾山令仁先生が訳された聖書の訳ですけれども、『わたしはわたしの民を多くする。だから、その準備をしておきなさい。』これが今回与えられたみことばです。コロナの中で、「私たちの思いと裏腹に」と先ほども言いましたが、皆さん集まることができなくなって、あの部屋もこの部屋も使えなくなってきているような中で、ホールで食事も一緒にできないし、という中で、何が始まったかと言ったら、旧プレイズ社屋の再建工事が始まりました。

このタイミングで神さま、何なさるのかな?と本当に思いました。でもそんな中でくださった主のみことばというのは、「わたしはわたしの民を多くするから、その準備をしておきなさい。天幕の幕を広げなさい。」というのが、神さまからのみことばでしたので、ぜひそのみことばを信じて、それぞれに与えられた天幕の幕を広げる、そんな歩みをしていただければと思います。ですから、「今まで以上の神さまの恵みが訪れるために、私にできることは何だろうか?」と主によって広げていただければと思います。

 

二〇二一年、私自身に与えられたみことばの一つが、詩篇一〇五篇十一節でした。

 

『そのとき主は仰せられた。「わたしはあなたがたの相続地としてあなたに、カナンの地を与える。』

このみことばが、この二〇二一年の最初に与えられたんですけども、「この二〇二一年はカナンの地に入るような祝福が与えられます!」と、そんなみことばを通して初めていきましたけども、カナンの地の祝福を受けるためには、その分、私たちの天幕の幕を広げていかなかったらいけないという、そういったことなんですね。

イザヤ書五十四章二節を先程お読みしましたが、三節を見ると、このようなみことばになっています。

 

『あなたは右と左にふえ広がり、あなたの子孫は、国々を所有し、荒れ果てた町々を人の住む所とするからだ。』

 

と書かれています。「右と左にふえ広がり、あなたの子孫は、国々を所有し、荒れ果てた町々を人の住む所とする。」荒れ果てた所が変わるんですね。

この工事が最初、始まった時には、まさしくこのみことば通りでした。

これが荒れ果てた状況の写真です。ここがどうなるんだろうかと、一人の子どもがこの様子を見て、「テロが起こったみたいだね。」と言っていたそうですが、それが今はこのように整備されて素晴らしい人の住む場所に変えられました。

ネットで来られない人のために、もう一度お見せしますけども、これが下のホールですね。こんなに綺麗になりました。ここで以前は印刷がされていましたけれども、変わりましたね。

そしてなんと、こんなデッキまでできています。これも紹介されていますけども、ヘブンズアイスのデッキ、こんな風に素晴らしくできました。

中もだいぶできあがってきています。こんな風に綺麗になって、あと少しで皆さんをお迎えできるような、そのような状況になっています。こんなふうにとっても素敵に、こんなによくできたもんだ!と、スタッフの、作っている皆も、できる度にイエスさまの素晴らしさを褒めたたえています。

そし世界宣教の方にも流されていましたけども、「アイスクリームとクロワッサンの店、ニューオープン!」ということで、いよいよオープンしますが、それがいつかと言うと、なんと七月九日なんですね。この日は他でもない、新城教会にとって霊的戦いが始まった、その開戦記念日なんですね。当初は七月七日にオープンしようという風に言っていました。それが水曜日だったので、水曜日ぐらいからだんだんならしていって、週末にしようという、そういった気持ちでいたのですが、このデッキが出来上がった時に、順先生が来てくださって、そこでオープン日のことも話していたんですね。そうしたら、「オープン日は七月七日です。」と言ったら、「七月七日じゃダメだ。」と言うんですね。いつですか?と聞いたら、「七月九日だ!」さすがですね。本当にこの霊的戦い、この地域の戦いが始まった、その日にオープンされるという中には、神さまの大きなご計画があると信じています。

そこで順先生と私といたら、一人の七十四歳のおじさんが来ました。そして、来てこう言うんですよ。「ここはいつオープンするんですか?」と聞かれました。そこで決定したばかりだったんですけど、「七月九日ですよ。」と言うと、「そうですか。」と言ってくださって、すぐ近くの方なので、地域の方々もすごく興味を持ってくださっています。この前を通行される車も、皆さん本当に多くの皆さんが減速して見ながら行かれるんですけど、七月九日、どうなるかな?行列できたらどうしよう?みたいな、そんな心配もしていますけども、でもこれがただ、アイスクリーム食べられる、クロワッサン食べられるというのではなくて、やっぱり全てのことは福音のためにしなかったらいけないと思うんですね。

 

コリント人への手紙 第一 9章23節

私はすべてのことを、福音のためにしています。それは、私も福音の恵みをともに受ける者となるためなのです。

 

だから福音宣教のためになされるんですけど、そのおじさんが、「いや〜、本当に頑張ってるね、みんな。」と言って、そうしたらそのおじさんに順先生が

「あっ、あんた、○○君?」と言ったら、「うん、そうだよ。」と、私も顔を見て、近くの○○さんだなと思っていたんですけど、そうしたら、いろんな話を順先生とそのおじさんがしている中で、私は初めて聞いたんですけど、実はそのおじさん、すぐ近くに住んでいて、私小さい時にそのおじさんの家に遊びに行ったんですよ。遊びに行って夏の暑い日にスイカをご馳走になったという、そういう、まだ小学校に上がる前ぐらいではないかと思うんですけど、「おじさんとこでスイカ貰った!」と言ったら、「そうか。」と言っていましたが、その話の流れの中で、順先生が言いました。「そういえば洗礼を受けたよね。」と言うんですよ。聞いたら、彼は小学六年生ぐらいの時に、お友達に誘われてこの新城教会に来て、それで教会に通って、そして洗礼まで受けたというんですよ。「明先生に洗礼を受けさせてもらったよ。その後、あんたたち頑張ってるなぁ。」と言ってくれたんですね。そうしたら、すかさず順先生が、「またあなたもここに来てください。」と言ったら、「う・・うん」と、ちょっと何とも言えない感じで、口ごもっておられましたけど、でもそのことを通して、すごく思ったのは、神さまが、この地域に対する働き、その扉を開こうとしておられるなということを、すごく強く感じました。

ですから、ヘブンズアイスクリーム&コーヒーは毎日開催の伝道集会の会場だと、そんな認識で皆さん祈っていただければと思うんですね。

 

昔はこの施設はプレイズハウスと呼ばれていました。印刷屋になる前はプレイズハウスだったんですよ。賛美して、そして伝道会をしょっちゅうしていました。私が教会に献身させて頂いて、働かせて頂いたのが二十二歳くらいの頃からでした。若い時から主のみ前に仕えることをさせていただきました。そしてすぐに始めさせて頂いたものの一つに、高校生のための伝道会を開かせていただきたいということで、開かせて頂いたのがレッツプレイズ。それが一九八四年でした。ですからもう三十七年くらい前に初めて行いました。その頃、だから一九八四年ですから、会堂が建って四年、すごく聖霊さまが働いてくださって、なんかリバイバルの練習みたいなことを、その頃していたんですね。たくさん人が来ました。本当にこの東三河、あっちからこっちから若い人が来る中で、いろんな魂が導かれるようになった中で、レッツプレイズという集会をしたら、その時、毎月その伝道会をしていたのですが、毎月五十人、六十人のノンクリスチャンの子が、毎月来るんですよ。