今年は主の復讐の年。ことばを勝ち取れ!

2022年8月7(日)新城教会牧師 上條実

イザヤ書 6章5節~7節
『そこで、私は言った。「ああ。私は、もうだめだ。私はくちびるの汚れた者で、くちびるの汚れた民の間に住んでいる。しかも万軍の主である王を、この目で見たのだから。」すると、私のもとに、セラフィムのひとりが飛んで来たが、その手には、祭壇の上から火ばさみで取った燃えさかる炭があった。彼は、私の口に触れて言った。「見よ。これがあなたのくちびるに触れたので、あなたの不義は取り去られ、あなたの罪も贖われた。」』

ローマ人への手紙 10章10節
『人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。』

ハレルヤ!今日こうして皆さんの前に立ってみことばを語ることができます事を心から感謝します。いつも私と家族の為にお祈り下さり感謝します。祈りに支えられ守られていますことを心から感謝します。家内もなんとか支えられていますことを、主の前に感謝するとともに皆さまに心から感謝したします。

今日は司会者の方がお読みくださったみことばから、「今年は主の復讐の年。ことばを勝ち取れ!」というタイトルでみことばを学んでいきたいと思います。
その前に、今週の木曜日、八月十一日に、リバイバルミッション主催のトラクト配布を全国に呼び掛けて行います。三浦綾子さんがリバイバルミッションの為に書き下ろして下さった「絶望から希望へ」というトラクトをプレイズが全面協力して下さって配布いたします。ぜひお祈りください。

リバイバルミッションのニュースにトラクトを無料で差し上げます、教会は五百枚、個人は百枚、それ以上は一枚五円ということで差し上げますと掲載しました。ニュースには十万枚配布しますと明記しましたが、私は「そういっても二・三万枚の注文があるぐらいだろう?」と初めから不信仰をいだいていました。ちょうど盆の時期であり、お休みですし、とても暑い時期であり、それにコロナが蔓延している時であるためトラクト配布を賛同して配布してくださる教会や兄姉がおられるのだろうかと思っていました。しかし期待は見事に裏切られ、なんと、メールやFAX、そして電話で注文が殺到し、なんと先週の金曜日時点で十一万一千八百十枚の注文が来ました。私は不信仰を悔い改めました。全国の牧師先生をはじめ兄姉から、今までコロナのため、何も地域に伝道ができなかったが、蜜にもならず、人とも会わずに、大変良い伝道アイテムを無料で提供してくださったという事で、大変喜ばれています。ぜひ皆さんもご参加ください。今日後ろにあるカウンターに新城教会用として三千枚用意させて頂きました。十一日当日は、午前十時から、YouTubeとZOOMで、決起大会を配信いたします。ともに皆さんで祈ってから十一時から配布したいと思っております。本日ぜひお持ちくださって、皆さまのご近所やご家族、お友達にお渡しください。各家庭にポストインで結構ですので配っていただきたいと思います。同時にサンセットアロハのチラシも三千枚用意してありますので、これをペアにして配布して頂ければと思います。暑い中ですのでくれぐれも熱中症などにお気をつけて頂きたいと思います。今回十一日にはできないといわれる方も、できれば八月中に配布してくだされば構いませんので、ぜひトラクトをお持ちください。また今回教会のほうで、特別設楽町の津具に配布したいと考えています。滝元明牧師や順牧師が生まれた場所であり、新城教会発祥の地であります。そして津具はリバイバルが起きた村であります。しかし今はほとんどクリスチャンはおらず、世帯数が四百八十四件と小さくなってしまった村です。しかしエホバの証人の人々は、あの過疎になってしまった地域を丁寧に一軒一軒訪問しては、勧誘しているそうです。今回教会からマイクロバスを出しまして、配布したいと願っております。津具村で配布したいという方は、後ろのカウンターに用紙がありますので、その用紙にお名前を書いていただいて、お集まりください。ともに配布いたしましょう。運動しやすい、歩いても疲れない靴でお越しください。三浦綾子さんは今年、生誕百年ということで、注目されている有名な作家です。日本に大きな影響を与えた方です。ぜひ素晴らしいこのトラクトを地域に配布したいと願っております。お祈りください。

それでは今日のみことばを学んでいきたいと思います。当初、私は全く違うメッセージを考えておりました。しかし先週の金曜日に、今教会前の駐車場で行われておりますタバナクルプレイヤーに参加している時に、主から今度の日曜日はこのみことばから語りなさいと語られて、急遽、金曜日の昼からメッセージを作成し「今年は主の復讐の年。言葉を勝ち取れ!」というタイトルで語らしていただきます。

つい最近、婚約式が行われました。また八月二十日土曜日一時半から、四元兄と、鈴木姉の結婚式が行われます。結婚式の一番大事なプログラムというのは何かというと、新郎と新婦の服装だとか、様々な見せ場がありますが、誓約だと思います。

[誓約]
◇あなたは今この女子と結婚し、妻としようとしています。あなたはこの結婚が神のみ旨によるものであることを確信しますか?

◇あなたは神の教えに従って、夫としての分を果たし、常に妻を愛し敬い、慰め、助け変わることなく、その健康の時も、病の時も、富んでいる時も、貧しき時も、いのちの日の限りあなたの妻に対して固く節操を守ることを約束しますか?

と司式者が新郎新婦に質問します。そして神と人の前で「確信します」「約束します」と二人は誓約いたします。すると司式者は二人を会衆の皆さんの方を向かしてマルコ十章九節、

『こういうわけで、人は、神が結び合わせたものを引き離してはなりません。』

そして、皆さんは「アーメン」と唱和します。この誓約は神に「誓約します。」「約束します」と誓約することばです。とても大事な時です。そしてとても重みのあることばです。私たちはこの結婚が神のみ旨であり、神の教えに従って、常に愛し敬い、慰め、助け変わることなく、その健康の時も、病の時も、富んでいる時も、貧しき時も、いのちの日の限りあなたの妻に対して固く節操を守ります。と神の前に誓約する時です。破棄はできませんか。どんな時でも愛し合って主が結び合わせて下さったと確信し、主にあって夫婦生活を全うしてまいります。という最重要なプログラムです。そして私たち周りの兄姉は神が結び合わせたものを引き離しませんと私たちも、主にあって宣言しています。特別今度結婚されるお二人のために今からお祈りしましょう。「確信します」「約束します」ということばは簡単にいうことができますが、神に対して私たちが語ることばはとても重要であり、簡単なことばではなく、権威あることばであると信じます。では皆さんにご質問いたします。「あなたはどんなことばを語っていますか?」「イエスは主です」告白している私たちクリスチャンが、どれだけことばを重要視していますか?今日再度聖書のみことばから、知らぬ間に奪い取られていることばを勝ち取りましょうと言う事を学んでいきましょう。
私は毎日家内の介護をしている中で、忙しく生活していると、暑い時でもありますので、正直、こんな者が牧師で申し訳ないのですが、イライラしてしまいます。病気で動作が早くないことは重々わかっていますが、遅いとイラつくのです。家内はパーキンソン病という病気で動きが鈍いわけです。ゆっくりしています。するとこちらは「早くして。」と言ってしまいます。すると「あなたは私の病気の事何にもわかっていない」と言われてしまいます。すると反省できれば良いのですが、頭にきて切れてしまう時が多くあります。そして「早く!」と、強い言葉で、言葉の暴力をしてしまう時があります。
先ほど学んだように、私も家内との結婚の時「健康の時も、病の時も、富んでいる時も、貧しき時も、いのちの日の限りあなたの妻に対して固く節操を守ることを約束しますか?」と、神の前に、約束したのですが、病で苦しんでいる家内を愛してあげなければいけないという事はわかっていますし、冷静になれば彼女をいたわることができますが、疲れていたり、時間がない時など辛く当たってしまいます。「それでも牧師なの?」と言われて、そのことばにまたまた頭にきて、ひどい言葉を語ってしまいます。

主は今回私に語ってくださいました。「言葉は、一番悪魔が狙いやすい霊的戦いの部分だから、勝ち取りなさい!」そした「今度の礼拝でともに学びなさい」と言われたような気がします。昔、子ども会の集会で、子どもたちに「どんな言葉を語っているか」というテーマで学んだ時があります。子ども達がテレビゲームなどをしている時、興奮して「死ね!死ね!」と言っているのです。「倒せ!殺せ!やつけろ!」と怒鳴っているのです。彼らの行っているゲームの画面を見ると戦いのゲームで、殴りあったり、様々な武器で相手を倒すゲームでした。「死ね!死ね!」なんて、悪い言葉を言うわけです。子ども達にヤコブ三章十節を引用して

『賛美とのろいが同じ口から出て来るのです。私の兄弟たち。このようなことは、あってはなりません。』

とある。ことばを気をつけろと学んだことがあります。しかし子どもではなく自分自身がしっかり学ばなくてはいけないと教えられました。悪魔・悪霊は言葉を使って攻撃してきます。愛しているはずの隣人、家族、また夫婦、友達にことばで傷つけてしまっています。今はSNSの言葉で自殺してしまう人もいます。簡単に書き込めるため、またその人が目の前にいないので思っていること以上に攻撃的なことばで、書き込みしてしまいます。誹謗中傷を書いてしまいます。そしてネットで中傷された人が自殺してしまったという悲しい事件があり、やっと日本でも取り締まる法律ができたというニュースがあり、近頃では検挙されたなどというニュースが報道されています。言葉というのは、悪魔に用いられています。学校でも陰湿ないじめがあり、無視したり、また言葉でのいじめがあり、学校に来れなくなった子どもがいると聞いています。またそのことばで自殺に追いやってしまったというニュースがあります。ではあなたの家庭の中ではどうでしょうか。皆さんの家庭はことばに愛が溢れ、いやされているでしょうか?家庭の中で争いが起きてしまい、兄弟であり、親子でありながら、いがみあい、争い、ある時は家庭崩壊が起きてしまう事があります。自分自身も愛している妻に対して、きついことばを言ってしまっている時があると思う時、自分のことばを聖められなくてはいけないと教えられます。

今ニュースなど様々の報道を見聞きすると暗い話しばかりです。コロナのニュースでは「第七波だ」とか「日本が感染者世界一多い」とか暗い話しばかりを目にします。そのような報道ばかりですから、私たちの気が滅いってしまいます。そして私たちの周りでもコロナになっている人をさばいたり、どんなに感染対策をしっかりしていて、だれがなってもおかしくない今ですが、コロナに感染してしまうと、人にどう見られているだろうかとコロナの症状や後遺症も大変ですが、人間関係で苦しみ、感染してしまったが苦しみ、疎外感を持ってしまいます。悪魔にやられてしまっています。また医療崩壊が起きているという報道で「自分が病気になったら、どうなるんだろう?」と心配だらけです。

そして殺人事件。戦争などの暗い報道ばかりです。明るいニュースがありません。つい最近ホッとしたニュースはどこかのカルガモの家族が引っ越ししたというニュースを見て、「あぁ〜良かった。」と暗い心に小さな光が見えた瞬間でした。私たちは最悪の状況だけを見たり聞いたりして、私たちの心は毒され、悪魔に心を握られてしまっています。
今世界中の人々の心が暗くなっています。そのために私たちはまんまと悪魔悪霊に支配されています。そんな中で、エペソ六章十一節に、こういう有名なみことばがあります。

『悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。』

こういう暗い時代にこそ、私たちクリスチャンは悪魔に立ち向かい、勝利を取らなくてはなりません。私たち一人ひとりが神の武具をしっかりと身につけ、やられている所を勝ち取らせてらせていただきたいと思います。