2021年2月3月号

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ザ・メッセージ

『すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです』Ⅰテサロニケ5章18節

あなたは今、新型コロナウイルスが蔓延しているなか、どれだけ「感謝」していますか? 感謝どころか、怒りが満ちあふれていませんか? しかし、感謝することは人生を変える力があることをご存じでしょうか?

私は、今から30数年前、原因不明の病気になったことがあります。市内の病院に受診すると、たぶん心臓が悪いのではないか、と言われ、処方して頂いた薬を服用し始めましたが、服用すればするほど、治るどころか病状が悪化していきました。家族や親族が心配し、一度大きな病院に行ってセカンドピニオンをしてもらった方が良いということで、家内の妹が東京の病院で看護師をしており、そこに有名な医師がおられ、その病院で受診することにしました。その医師からは、心臓は全く悪くなく、肺に問題があるのではと検査入院を勧められました。しかし、様々な検査をしても、はっきりと悪いところを見つけることができませんでした。そして、慶応義塾大学病院や聖路加病院という有名な病院にまで出かけて行き、検査をしました。しかし一向に何の病気か判明しませんでした。

そんなとき、『讃美の力』という本を入院中に読み始めました。その本には大きな問題や病気がある人たちが牧師に相談したところ、「『すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです』ということばがある。だからすべての事について、たとえ問題や病気などについても普段感謝できないことも感謝しなさい」と勧め、実際に、感謝をした方々の病気が治ったり、問題が解決したという話しが書かれていました。その時私は、すべての事について感謝する事なら、入院している自分にも簡単にできそうだと思い、その日から私も感謝することを始めてみました。

そんな中、主治医の先生から、「今度の検査で、たぶん何の病気か分かりますよ」と言われ、聖路加病院まで検査に出かけました。しかし結果は今までと同様、何の病気であるか知らされることはありませんでした。

私は主治医に「他に何か検査できることはありますか?」と聞くと「今は、他に何を検査したらよいかわからない」と言われました。私はその場で「じゃあ退院させてください。」と言って、何の病気か分からないまま退院してしまいました。しかし不思議なことが起こりました。退院してからも、毎日続けて感謝をしていくうちに、私の体がだんだん回復し、完全に治ってしまいました。「すべての事に感謝しなさい。」確かに、感謝することは本当に大きな力があります。不思議な事が始まります。是非あなたもイエスキリストを信じて、新型コロナウイルスが蔓延している中ですべての事について感謝し始めてください。

最後にあなたも声を出して祈ってください。

『天の父なる神さま、私はイエスキリストを信じます。今日から私の病気や問題を解決し、新型コロナウイルスも、早く終息させてください。私を感謝するものに変えてください。アーメン』

 


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2019年の春、キジバトが事業所の植栽の中に巣を作って抱卵しているのを、剪定していた息子が見つけました。手が届くほどの近さで鳩はこちらを凝視し、並々ならぬ緊張感が伝わってきました。野生の鳥の巣を間近で観る機会はなかなかないので興味が湧き、ヒナが巣立つまでの間、毎日色々考えました。他にも良さそうな所はあるのに何故ここに? どこから来たの? などと。すると突然、このこたちの先祖はノアの箱舟から来たに決まってるじゃん! と一足飛びに思いがそこに至りました。

ノアの箱舟は、広く知られている聖書の物語です。クリスチャンはその聖書に書かれている事がらを信じて生活しています。私は高校生の時に三浦綾子さんの本に出会い聖書に触れ、21歳の時に教会に行くようになりました。読書が趣味になったのはその頃からで、今でもどこへ行くにもたいてい一冊鞄に忍ばせています。

一般書籍も読みますが、毎日親しんでいる聖書は実に不思議な本なのです。壮大でドラマチックな物語が多く、それらは何回読んでもいつも新たな発見があり、時には熱く胸に迫ってきます。もし自分がその時代のその土地の人だったら、その人物や家族だったら、その場面に居合わせていたらと、自分を登場させてよく考えます。いく通りもの細かな設定の脚本が存在するかのようで、まさにTVの大河ドラマ、人気ドラマ以上の面白さです。

ノアの箱舟物語は、世界中にたくさんの素晴らしい子ども向けの絵本があります。今回、目の前にやって来た鳩を題材にして、読む人が箱舟の中に入り込み、自分がそこにいるかのように感じる読みものが私にも書けないかなと思いました。そこで解釈の枠を守って想像をめぐらせ、ノアの苦悩と信仰や、一羽の鳩の心の揺れを、我が事のように思えるように書いてみました。聖書の中の人物を身近に感じ共感できればもう、ノアもヨセフもダビデもマリアも単なる遠い昔のお話の中の人ではなく、時空を超えて聖書の中の出来事を疑似体験できます。

書いたものは題名もなくそのまま保存していましたが、2020年2月大型客船から出られなくなった方々の苦難を報道で見て、箱舟の中のノアたちと似ているなと感じ、多くの方に読んでいただけたらとの思いから電子ブックに制作していただきました。

挿絵は伊藤信さんにお願いしました。ページを繰るたび、躍動感にあふれた可愛らしい動物や子どもが登場し、船の中の描写も細かくて最後まで楽しめると思います。また、中村デボラさん訳の英語版もありますので、海外の方にもおすすめです。ぜひご一読ください。(文:星野暁美)

お求めは、Amazon 電子ブック、またはBASE/クリーチャーズで

http://creatures.thebase.in◉価格:300円

 


 

去る12月31日(木)の夜9時から12時までと、今年1月1日(金)の朝10時30分から12時までの2回にわたり2021年を迎える礼拝が持たれました。今年は例年と違い、オンラインを通して自宅で年末年始の礼拝に参加される方が多くおられました。

カウントダウンでは、主任牧師を除く牧師たちに加え、滝川充彦・鈴木陽介スタッフも加わり、新年に向けて神様から導かれた聖句とメッセージを披露しました。語る順番は公開抽選で決められ、一同誰がどの順で語るのかとかたずをのんで見守る中順番が決まると、会場からは「主がくじの中にみこころを表された!」と拍手が沸き起こりました。

集会の最後には、主任牧師が新年に向けて、神さまの前に祝祷をささげられました。2020年を感謝とともに振り返り、新年に向けて祝福を祈る素晴らしい時となりました。一夜明けた1月1日はニューイヤー礼拝。ここでは前夜に語られた7つのメッセージと、主任牧師が受け取られた2021年に向けた聖句が披露され、それらを一つにして新城教会に向けた2021年の励ましの預言的メッセージとして紹介されました。ここにも、新城教会を導き続けてくださる神さまの恵みを一同感じるときとなりました。

何かと不安の多い世情の中でも、神さまに信頼し今年も1年間揺ぎ無く過ごすことができますように、お互いのためや日本のためにも祈りがささげられ、素晴らしい時となりました。

 


新城Gospel Choir “Heavenly Kingdom”

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しおんちゃん

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