「あなたにカナンの地を与える」

2021年1月10日(日)新城教会牧師 滝元開

詩篇 105篇11節

『そのとき主は仰せられた。「わたしはあなたがたの相続地としてあなたに、カナンの地を与える。」』

感謝します。今日は賛美礼拝ということで、皆さんと共に神さまの前に賛美をささげさせていただくことができる、この大きな恵みを本当に感謝しています。今日はこの日本に大きな寒波が襲っておりますが、皆さんのご家庭は大丈夫でしょうか?あるご家庭では室内がマイナス一度だったと今朝おっしゃっていた方がいらっしゃいましたが、本当に寒さの中ですけれども、お一人お一人守られていくことができればと心から願っています。

またコロナも本当に大変な状況が続いておりますけども、しかし私たちは信仰を持って、コロナが収束するように祈り続けていますので、祈り続けてまいりましょう。これは無理だと諦めずに、主にとってできないことはないので、神さまご自身が今何をなさろうとされるのか、私たちには分かりませんけど、しかしすべての被造物、そのウイルスたちも主を賛美する存在として、変えられるために、私たちはその使命を頂いていますので、その使命を全うするために、この新型コロナウイルスも一日も早く、被造物と和解して、主を賛美するように、賛美の宣言をし続けていただければと心から願います。

 

本当にこの新城教会もここまで守られて、支えられてきたことを本当に心から感謝します。昨年は七十年の満ちる素晴らしい年であったことを本当に心から感謝します。一年を振り返ると、ただ一言で言うと、「大変だった。」というのが正直なところだったのではと思いますけど、でも神さまがそのただ中でも絶えず共にいてくださって、励ましてくださって、また私たちが苦しいなと思った時には一緒に苦しんでくださっていた方が神さまだなと、そんなことを覚えると本当にやっぱり感謝な一年だったなと、本当にすごく強く感じさせられます。

今、「ただ一筋に」という歌を歌いましたけども、あの歌は、みことばからの賛美で、第二歴代誌十五章十五節にあります。

 

『ユダの人々はみなその誓いを喜んだ。彼らは心を尽くして誓いを立て、ただ一筋に喜んで主を慕い求め、主は彼らにご自身を示されたからである。主は周囲の者から守って彼らに安息を与えられた。』

 

このユダの人たち、アサという王様の時代に大きな苦しみと戦いの中にいました。そしてその戦いをもう諦めようとするような、そのような時に、ただ一筋に主を喜んで慕い求めていった故の勝利というのがアサ王様の時代のリバイバルでした。

この第二歴代誌の十五章の少し前を見ると、こんなみことばがあります。七節です。

 

『しかし、あなたがたこそ強くあってほしいのです。力を落としてはなりません。あなたがたの働きには報いが伴っているからです。』

 

アサ王様に語ったみことばがこうでした。「あなたがたこそ強くあってほしい。」「他がどうあれ、あなたは強くありなさい。」と、神さまがアサ王様に語ったみことばなんですね。

そしてまたこの原文を見ると、仕事をやりかけて放棄することがないようにということが、このみことばの中で語られているらしいんですけど、私たちにはリバイバルという仕事が託されて、そしてリバイバルを求めて七十年間、走り続けてきました。

しかし昨年の様々な戦いの中で、いや〜、このリバイバルの旗印を掲げることの重さをすごく痛感し、どうなってしまうのかなと思うような中にあっても、アサ王様に神さまが語ったように、「あなたがたこそ強くあってほしい。そして力を落としてはならない。あなたがたの働きには報いが伴う。」本当に神さまが、その報いを与えてくださる二〇二一年になると信じて、もうすでに皆様も進んでおられることと思いますけども、信じて歩んでいきたいと心から願う者であります。

先週は七十年の満ちた祈祷会が県民の森で行われました。すごく祝福されました。この写真にあるように本当に多くの方々が行ってくださいました。ここで何がなされたかと言ったら、祈祷会、そしてもう一つは、聖餐式がなされました。

今は家庭で行われる聖餐式の中で本当に大きな祝福を受けていますけど、やっぱり一つになって聖餐式ができるというのは、本当に大きな恵みで、皆さんと、この時間を共有することができて、心から感謝でした。

自分は歩くのが得意じゃないという方は、この県民の森の施設に、無料でお借りできる電動の車イスがあるんですよ。ぜひそれに乗って行ってくださったら、山の中まで入ることができます。先週はM兄がその電動車に乗って行ってくださって、一緒に賛美し祈ることができました。

やっぱり本当にこの戦いを諦めることなく、そして神さまがこの二〇二一年に新城教会に与えてくださった、この素晴らしいご計画、すでに与えられたみことばによって、主は「こう進めよ。」とおっしゃっておられるみことばどおりのことが実現するためには、やっぱり祈りが必要だと思うので、是非ご参加いただければと思います。

 

神さまは一つ一つの働きの中で、私たちを導いてくださって、また励ましてくださっていることを本当に感謝します。

昨年のクリスマスの頃は、天の星々についてのお話が何度も何度も出ました。ですから、順先生がよく星々の話をするので、ある方が、最近星ばっか見て首が痛くなってるっておっしゃっていましたけど、私も夜の県民の森祈祷会に行っても、上を見ているんですよ。そうすると流れ星が見えたり、本当に神さまの造られた被造物の素晴らしさを褒め称えております。

昨年のその祈祷会の中で、いろんな神さまからのしるしを見せていただきました。七日間の七十年の満ちる頃祈祷会というのが行われました。早天祈祷会と夜の祈祷会。そして日に七度の賛美。本当に祝福の時でした。

是非また七日間と言わず、いろんな形で、この二〇二一年、そういった働きがなされて、祈りの中にある祝福、神さまとの交わりが、こんなにも素晴らしく恵みにあふれたもので、現実的には時間を取られますので、睡眠時間が少なくなりますけど、なんか朝早く起きる、私は与えられた時間が、例えば、さぁ寝るぞって寝て、次の時間まで十二時間あると、十二時間寝れちゃう人なんですね。でもその七日間の集会で、寝る時間少なくなるじゃないですか。朝早く起きる。そしてずっと賛美して、夜はまた出て行って夜な夜な歌って祈る。にも関わらず、娘に言われたんですね。「お父さんたち、どんどん元気になってるよね。疲れて萎れていくなら分かるけど、どんどん元気になってるよね。」と言われて、本当にそれがこの二〇二一年もっと続いたらいいかなって本当に思います。皆さんで、心を合わせて主を求めて、主に祈って、賛美して、そして気付いたらもう元気になっている年になればと思います。

先ほども、ある方とトイレで一緒になりました。私は昨年で六十になりました。その方は今年で七十歳になったんですね。それでなんとおっしゃったかと言ったら、「七十になったので、これからはもっと元気になります。」と、そうおっしゃっていましたけど、年齢に関わらず、主がくださる二〇二一年の祝福をいただいていくことができればと思います。

 

それでちょっと横道にそれたんですけども、その夜の祈祷会、その七十周年の満ちる頃の祈祷会、すごく祝福されました。山の上で祈ったんですけども、その時に大きなしるしを神さまは見させてくださいました。今まで見たことのないような星が出ました。ちょこっと出たというより、こうやって動いたんですよ。

流れ星ですね。私今まで見たこともないような、うわぁっという流れ星、みんな歓声をあげましたね。大きな声でうわぁって、本当に周りが明るくなるほどの流れ星を見ることができました。神さまの素晴らしい恵みの時でした。

そしてもう一つ、二十四時間のリバプレの時に、朝六時に河川敷で歌った時なんですけど、準備していたら娘たちが来て、「うわっ!あの星すごい!」と言って、これは東の空なんですね。これは何かと言うと、これをアップすると、これが金星なんですね。

金星がメラメラ燃えていました。明けの明星、イエスさまの訪れのしるし、なんか二つのこの星の神さまからのサインをいただいて、この二〇二一年の主の祝福のしるしをしっかりといただいたような、そんな年明けでした。

 

そしてこの新城教会では預言的メッセージというのが、今年も与えられましたので、もう一度、おさらいしたいと思います。先週も皆さんで一緒に見ましたけども、一緒にお読みしたいと思います。よろしいですか。

 

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<<預言的メッセージ>>

 

昨年はあなた方にとって、波逆巻く嵐の中を小舟で進むような一年でした。しかし、わたしがあなた方とともにいて、あなた方を励まし、あなた方の敵を追い払いました。

 

新しい年は「喜びの年」です。

あなたは、まずわたしを喜び、わたしがあなたを訪れる道を整えなさい。

宣教七十周年を振り返り心から感謝するとともに、あなたの将来をわたしに託し、希望を持ちなさい。苦しみは大きな勝利の喜びへと繋がっているのですから。

 

ダビデが王服を脱ぎ捨てて力の限り喜び踊りながら、神の箱を迎えたように、あなたの着ている、神に逆らう「自分」という王服を脱ぎ、主ご自身が着せられる「油注ぎ」という王服を着なさい。七十一年目の今年、主の回復が訪れます。

 

昨年、あなたは苦難と社会の変化の中で、いかにわたしを信じるかを試されてきました。それは、さらに強い信仰を持つことをあなたにもたらしました。新しい年にも、わたしはあなたに同じことを望みます。

 

どうか、主にある喜びを持ち続けてください。今は喜べない状況にあるかもしれませんが、気落ちせずにわたしを信じ、感謝の祈りを忘れずに、喜びを持ち続けてください。それが、あなたの力なのですから。

 

わたしはあなたにカナンの地を与えます。七十年が満ちた年、あなたに大粒のぶどうの実を担がせましょう。勇気を出しなさい。わたしはより多くの収穫が得られるための備えをしました。

 

あなたは、右に行くにも左に行くにも「これが道だ。これに歩め」とささやくわたしの声をよく聴き、疲れることなく歩み続けなさい。

二〇二一年は「回復と再建の年」となります。

 

わたしは、わたしのしもべのことばを成就させ、わたしの使者たちの計画を成し遂げさせる。エルサレムに向かっては、『人が住むようになる』と言い、ユダの町々に向かっては、『町々は再建され、その廃墟はわたしが復興させる』と言う。

淵に向かっては、『干上がれ。わたしはおまえの川々をからす』と言う。

わたしはクロスに向かっては、『わたしの牧者、わたしの望む事をみな成し遂げる』と言う。エルサレムに向かっては、『再建される。神殿は、その基が据えられる』と言う。」 イザヤ書 四十四章二十六~二十八節

 

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ということで、預言的メッセージ、本当に神さまがこの新城教会にくださいました。この年は回復と再建の年となるということを信じて、進んで参りましょう。現実的にも教育館の再建工事が行われています。

教会に来られない方々のために写真をちょっとだけお見せしますけども、こんな形で修復の工事が、まさしく再建の業が進んでおりますので、そのことを信じて現実的にも、また皆さんの生活の中にも、神さまの再建が訪れると信じていきたいと思います。

 

はい、そして今日のみことばですけども、私自身に与えられたみことばをもう一度開かせていただいています。詩篇百五篇十一節のみことばです。

 

『そのとき主は仰せられた。「わたしはあなたがたの相続地としてあなたに、カナンの地を与える。」』

 

これが二〇二一年に与えられた、神さまからのみことばです。是非信じていただいて、一緒に共有していただければと思います。これ二〇二一年は、カナンの地の祝福が与えられる!そのことを信じて前進していただければと思います。

先ほどの預言的みことばの中にも、「この年は喜びの年となる」と書かれています。ですから、本当に喜びの年であると信じて進むことができればと思います。