「70年が満ちた2021 〜回復と再建の年〜 あなたは主の勇士です!」

今、私たちは太陽暦で生きています。今日は日曜日で、「聖なる日」と考えるのですが、これは太陽暦での話で、聖書歴とは違うものです。今日は午後から、詳しくお話をさせていただきたいと思います。意外なところから、人類は支配されている事にパウロは気づかされたのです。

 

そして「レベル3」の戦いとは何か。それは天にいる諸々の悪霊との戦いだと言うのです。悪魔とは、ディアボロス「訴える者」という意味です。以前にもお話ししましたが、「中傷者、告発者」です。どこに訴えるのか、それは天に訴えるのです。

ヨブも神の会議の中で、サタンに訴えられ、地上にさまざまな問題が生じました。「あなたがたの敵」という「敵」という言葉は、「アンチデコス」、「訴訟を起こす者」という意味です。

 

 

悪魔・悪霊どもは第一レベル、第二レベルの要素を使って、天に訴え、天で合法的な許可を受け取り、我々に挑戦してきます。悪魔はそのような組織を率いているのです。

しかし私たち、主の勇士は、特殊部隊で訓練を受け、主からの権威をもらい、それらの戦いに勝利できると言うのです。

 

最初に読んだイエスさまの語られたことばは、まさにレベル1からレベル3までの戦いを網羅しています。

 

『わたしが見ていると、サタンが、いなずまのように天から落ちました。』とイエスさまは言われました。サタンは天の法廷に訴える者ですが、天からサタンが落とされるのです。これはレベル三の戦いに勝利できる事を告げています。

 

次に、『確かに、わたしは、あなたがたに、蛇やさそりを踏みつけ、』と語られました。「蛇やさそり」とは、悪魔を連想させる響きがあります。しかし別の見方をしますと、イエスさまの時代、ギリシャ占星術の最盛期でした。人々は「へび座」とか「さそり座」という、星座を真剣に礼拝していた時代でした。蛇やさそりを踏みつけとは、まさしく、レベル2の戦いです。コスモクラトールと呼ばれる敵の力に打ち勝つことが出来ることを意味します。

 

そして、『敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けたのです。』と語られています。これは主権と力というような「レベル1の戦い」に勝利出来ることを意味します。

 

この短いルカの福音書十章十八節、十九節の中に、私たちに与えられる権威が、レベル1からレベル3までを含む、すべての戦いに十分に耐えられる権威であることが分かります。そして「あなたがたに害を加えるものは何一つない!」という、イエスさまからの大勝利を保証する励ましのことばに続くのです。

 

二〇二一年、私たちは主から訓練を受けて、特殊部隊員として、戦い続けたいと願っています。様々な危険な現場に特殊部隊は遣わされます。しかし神の国の特殊部隊に対して、敵はなんの害も加える事は出来ないのです。

 

最後に一言お祈りさせていただきます。

 

ハレルヤ、天の父なる神さま、み名をあがめて心から感謝をいたします。私たちに、このような素晴らしい権威を与えて、レベル一からレベル三の戦いに勝利させてくださることを、心から感謝いたします。今、私たちはあなたの軍隊の訓練を多く受けています。強力な武器である、みことばの剣を心から感謝します。みことばに土台を置き、敵の組織をはっきりと知って立ち向かい、勝利することができますように。

 

今週は、聖霊さまが激しく注がれた週です。主よ、あなたが強く働いてくださり、勇士としての宣言をしてください。イエス・キリストのみ名によって、勝利を宣言して祈ります。アーメン。